内部リンクの設定で4日後に2位から1位になったSEO対策事例
以前の記事「【SEO対策事例】ある場所にたった8文字追加したら16分後に10位から2位に検索順位が急上昇! 」で最後にお伝えしていた「別なSEO対策」を実施し、結果をまとめました。
実施したSEO対策は「内部リンク」の設定です。
内部リンクとはサイト内のページへ向けたリンクのことですが、内部リンクの設定だけで、検索結果の順位にどういう影響があったのか、SEO対策事例としてご紹介します。
実施したSEO対策は内部リンクの設定のみ
冒頭でご紹介している前回の記事では以下のSEO対策を実施しました。
- titleタグの修正
- Fetch as google の実施
この結果、「フォドマップ」というキーワードで、16分後に検索順位が10位から2位に急上昇したのですが、今度は、同じキーワードと同じページ、関連するページに対して、内部リンクを設定しました。
今回の内部リンク設定では、以下の2点を行っています。
- 対象ページに関連するページから、対象ページへの内部リンク
(被リンク) - 対象ページから、関連するページへの内部リンク
(発リンク)
※関連するページどうしで相互に内部リンクを設定
具体的には次の通りです。
対象ページの内部リンク設定
対象ページ
内部リンク設定
ページ下部に、以下のように関連するページへの内部リンクを追加しました。
追記
低FODMAP食(フォドマップ)は、続かない
関連ページから対象ページへの内部リンク設定
関連ページ
内部リンク設定
ページ冒頭の「低FODMAP食を始めた」に、対象ページへの内部リンクを設定しました。
このリンクが、対象ページにとっては、サイト内部からの被リンクとなります。
この後、対象ページと関連ページに対し、Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)で Fetch as google(フェッチ アズ グーグル)を実施しました。
SEO対策の結果
内部リンク設定は 6/12(火)に実施し、以下のように順位が上昇しました。
「フォドマップ」:2位 → 1位 ※ 6/16(土)4日後
さすがに前述のようなtitleタグを変更した時のように、16分後に順位が急上昇とはいきませんでしたが、比較的短期間での順位上昇を確認することができました。
経験上、やはりtitleタグはSEO対策上、大きな影響があるので、内部リンクについてはtitleタグの変更ほど検索順位への影響が及ばないものの、内部リンクの設定においても一定のSEO効果があると判断できます。
後日談
検索順位が上昇しましたが、その後、6/23(土)あたりから順位が変動し、元の順位に戻ってしまいました。
これまでの経験上、全体的に土日にかけて検索順位が変動することが多いのですが、順位の上昇から約1週間後にアルゴリズムの変更や競合の状況等により検索順位に動いた、ということですね。
今回ご紹介した対象ページは弊社コーポレートサイトのブログ記事ですが、検索上位をガッチリ狙っているページではない為、今のところ、内部リンク以降のSEO対策はしておりません。
検索順位を決定する要因は200以上あると言われており、また、毎日のようにGoogleの検索アルゴリズムが変更されているため、検索上位で安定させるためにはSEO対策で有効と思われることを日々実施していく必要があります。