SEO対策チェックリスト55項目を大公開!【PDF付】
「SEO対策チェックリスト」というサイト内のSEO対策が適切に施されているかをチェックするためのリストを作成いたしました。
SEO対策は何から手を付けていいかわからない、何を改善すればサイトに効果的かわからない方は必見の内容となっております。
SEO対策チェックリストを活用すれば初心者でも簡単にSEOの基本を学ぶことができます。
本格的にサイト運営を行っている方はSEO強化にもお役立ちいただける内容となっております。
また、SEO対策チェックリストに沿ってサイトを改善すれば競合サイトとの差別化を図ることもできるでしょう。
SEO対策チェックリストのPDFファイルは下記URLをご覧ください。
SEOの基本55項目の詳細
SEO対策チェックリストに記載されている項目の詳細についてご紹介します。
SEO上の重要度が高い項目から順番に「高」・「中」・「低」と分けています。
重要度が高ければ高いほど優先的に対応しておくべき箇所となります。
- 重要度「高」:最重要かつ検索順位結果に影響を与えると思われ、即時対応すべき項目
- 重要度「中」:競合サイトと差別化を図るために対応しておくべき項目
- 重要度「低」:可能であれば対応しておくべき項目
重要度が「高」の32項目
SEO上、最も重要かつ検索順位結果にも影響を及ぼすと思われ、早急に対応すべき項目を優先順位が高い順に記載しましたのでご覧ください。
これらの32項目は必ず対応しておいた方が良い項目なので、1か所でも不備があればサイトの評価に影響する可能性があります。
title
サイトやページのタイトルが適切に設定されているか等を調査する項目になります。
何について訴求したコンテンツが存在しているかユーザーやGoogleに簡潔明瞭に知ってもらうための重要な項目です。
SEO上、検索結果の順位に最も影響を与える項目と言って良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の5点です。
- 30文字以内か
- 対策キーワードを含んでいるか
- 対策キーワードを過度に含めていないか
- 重複したtitleページが存在していないか
- 意味区切りは「 | 」、「 – 」、「 : 」等の半角記号を使用しているか
見出し(h1、h2・・・)
ページ内の見出しが適切に設定されているか等を調査する項目になります。
適切な見出しの設定や使い方をすることもタイトルの次にSEO上重要な項目です。
主に調査すべき内容は以下の6点です。
- 25文字以内か
- 見出しの使い方は適切か
- h1は1ページ、1つか
- h1に対策キーワードを含めているか
- h1~h3,,,をh1から順番にセットで使用しているか
- h1が他ページと重複していないか
URLの正規化・SSL化
同じ内容のページのURLが複数のURLでインデックスされていないか等、URLに関して調査する項目になります。
「http://」や「https://」の違い、「www.(サブドメイン)」の有無によって、それぞれページがインデックスされていないか気を付けましょう。
また、暗号化された安全な接続ができているかどうかが判断できる、常時SSL化は特に重要な項目です。
主に調査すべき内容は以下の9点です。
- サイトのURLが統一されているか
- 「https://」(sの有無)
- 「www.」(有無)
- 「/index.html」(有無)
- 「/index.php」(有無)
- トレイリングスラッシュ 「/」(有無)
- SSL化されているか
- 混合コンテンツが存在していないか(「https://」のサイト内に「http://」のページが存在していること)
- 重複するコンテンツのページにcanonicalを設定しているか
セキュリティ上の問題
Google Search Console(サーチコンソール)上の「セキュリティの問題」で問題が検出されていないか調査する項目になります。
ハッキングやマルウェアに感染した状態だと、サイトを閲覧したユーザーに危害が加わる可能性があるので確認しましょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- セキュリティ上の問題が発生していないか
カバレッジエラー
サーチコンソール上の「カバレッジ」でエラーが表示され、問題が検出されてないか調査する項目になります。
エラー内容によっては優先的に修正しておかなければならない場合があります。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- エラー内容に問題がないか
robots.txt
サーチコンソール上の「robots.txt テスター」でrobots.txtが適切に編集されているか調査する項目になります。
ユーザーにとってあまり価値のない自動生成ページ等をクロールしないように制御できているか確認しましょう。
また、ユーザーに見てもらいたい価値のあるページをクロールしない設定になっていないかを確認する必要があります。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- robots.txtは適切か
- CSSファイルやJSファイルをブロックしていないか
XMLサイトマップ
サーチコンソール上の「サイトマップ」でXMLサイトマップが適切に送信されているか調査する項目になります。
Google検索エンジンのクローラーに正しくサイト内ページを認識してもらうために必要な設定です。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- XMLサイトマップをSearch Console上で設定しているか
自動ペナルティ
サイトがGoogle自動ペナルティを受けていないか調査する項目になります。
自動ペナルティを受けているかどうかを断定することはできませんが、受けていると思われる可能性を確認することは可能です。
自動ペナルティを受けた場合、インデックスの削除や急激な検索結果の順位下落が起こる可能性があります。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 自動ペナルティを受けている形跡がないか
手動ペナルティ
サーチコンソール上の「手動による対策」で問題が検出されていないか調査する項目になります。
手動による対策(Google手動ペナルティ)を受けた場合、インデックスの削除や急激な検索結果の順位下落が起こる可能性があります。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 手動ペナルティ(手動による対策)を受けていないか
リンク集・相互リンク
リンク集や相互リンクが存在し、適切な設定がされているか調査する項目になります。
リンク獲得のためだけの目的(SEO目的)で作られたリンク集や相互リンクは手動ペナルティの対象となるため、存在させないほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- 過度なリンク集ページや相互リンクページが存在していないか
- ヘッダーやフッダー、サイドバーに外部リンクを設置していないか
(おつきあい等で外部へのリンクを設置する場合はリンク集ページを設け、そのページからのみ遷移を推奨)
隠しリンク
ユーザーが認識できないようなリンクが存在していないか調査する項目になります。
意図的であるかどうかに関わらず、手動ペナルティの対象となるため、存在させないほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 隠しリンクが存在していないか(1ピクセルの画像リンク・空のリンクアンカー等)
内部リンク
内部リンクが適切に設定されているか調査する項目になります。
過度なリンク設置やリンク切れが発生していないか、遷移先がリンクテキスト通りか等はサイト評価に関わります。
主に調査すべき内容は以下の6点です。
- 最も重要なページへ内部リンクが集中しているか
- 遷移先の内部ページが404ページ(Not Found)等ではないか(リンク切れ)
- サイト内から遷移できない内部ページ(孤立したページ)が存在していないか
- アンカーテキストが最適か(「ここへ」、「コチラへ」等の重複したものになっていないか)
- 内部ページへnofollowを設定していないか
- 遷移先がアンカーテキストの内容に沿っているか
外部へのリンク
外部へのリンクが適切に設定されているか調査する項目になります。
過度なリンク設置やリンク切れの発生、リンクテキストに沿った内容のページへの遷移等が適切に設定されているかが重要になります。
ユーザーにとって害のあるような不適切なサイトへの外部リンクが存在している場合、サイトの評価をが下がる原因になります。
主に調査すべき内容は以下の11点です。
- 遷移先の外部ページが404(Not Found)ページ等ではないか(リンク切れ)
- 全く関連性のないページへ外部リンクが設置されていないか
- 致し方なく関連性のないページへ外部リンクが存在していた場合、nofollowが設定されているか
- スパム行為が疑われるサイトやペナルティを受けているサイトへリンクを送っていないか
- コメント欄から外部リンクを発していないか
- アンカーテキストが最適か(「ここへ」、「コチラへ」等の重複したものになっていないか)
- アフィリエイトサイトへ外部リンクを設置していないか
- 広告リンク等の有料リンクにはsponsoredを設定しているか
- 遷移先がアンカーテキストの内容に沿っているか
- 広告リンクがページ内に過度に存在していないか
- 相互リンクプログラムの形跡がないか
発リンク
サイト内部や外部問わず、発リンクが適切に設定されているか調査する項目になります。
発リンク先が意図しないサイトやページへ遷移するような設定であったり、過度なリンクを送っていないか注意しましょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 内部リンクや外部リンク問わず、1つのページから100以上リンクを遷移させていないか
301リダイレクト
301リダイレクト処理が行われていた場合、適切な設定がされているか調査する項目になります。
コンテンツを一新し、URLを変更する等の際には、元のURLが受けているリンクパワーを失わないために正しくリダイレクトされているか確認しましょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 不正なリダイレクトをしていないか
コンテンツ
テキストや画像などのコンテンツが適切に設定されているか調査する項目になります。
コンテンツの具体的な内容の調査ではなく、基本的な記述方法や表現方法が守られているか調査する項目です。
正しい記述や表現でコンテンツを設定しないと正しく評価されない原因になります。
主に調査すべき内容は以下の10点です。
- 結論を先に記述しているか
- 見出しだけで内容を把握できるか
- 専門的なコンテンツはわかりやすく表現しているか
- 表や画像、イラスト等を活用しているか
- 太文字や斜体文字を乱用していないか
- テキストに強調する装飾を施しているか
- サイト内のテーマにそぐわないコンテンツが存在していないか
- 自動生成されてたコンテンツが存在していないか
- 視認性の悪いCSSを使用していないか
- YMYLに触れる内容がコンテンツに含まれる場合、正確性を欠いていないか
(金融・投資・ローン・健康・医療・薬物・病院・法律・災害・医療機関・公的機関等に関する内容)
隠しコンテンツ
隠しコンテンツが存在していないか調査する項目になります。
隠しコンテンツはスパムとして認識される恐れがあります。
意図的であるかどうかに関わらずコンテンツを隠すことに意味はないので注意しましょう。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- JavaScriptによる隠しコンテンツが存在していないか
- CSSによる隠しコンテンツが存在していないか
- 背景と同じ文字色で隠しテキストになっていないか
テキスト表記・整合性・統一性(表記ゆれ)
テキストに誤字脱字や表記ブレがないか調査する項目になります。
サイト内で記事によって固有名詞等の記述が違うとクローラーが正しく何について言及したサイトなのか伝えられなくなる可能性があります。
主に調査すべき内容は以下の4点です。
- 誤字脱字がないか
- ひらがな、カタカナ、英数字、記号、大文字、小文字、半角、全角、固有名詞等の表記が統一されているか
- 口調、です。ます。語尾統一されているか
- 指示代名詞を多用していないか(あれ、これ、それ、どれ、ここ、そこ、この、あの、等のいわゆるコソアド言葉)
ファーストビュー
ファーストビューが適切に設定されているか調査する項目になります。
離脱や滞在時間などに影響するので、サイトの内容が一目でわかるようなファーストビューにしましょう。
ファーストビューにはユーザにとって魅力的で価値のあるテキストを表示させ、オリジナルコンテンツのあるサイトだと認識させる必要があります。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- 広告が過度に設置されていないか
- テキストコンテンツが表示されているか(サイトによる)
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションを適切に設定しているか調査する項目になります。
ユーザーの利便性を高めたり、内部リンクを強化するという点においてクローラーにも影響を与えるため、設定しておいた方が良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の4点です。
- グローバルナビゲーションが存在しているか(PC版)
- メニュー(モバイル版)
- カテゴリの区分は適切か
- 画像リンクになっていないか
パンくずリスト
パンくずリストを適切に設定しているか調査する項目になります。
ユーザーの利便性を高めたり、内部リンクを強化するという点においてクローラーにも影響を与えるため、設定しておいた方が良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- パンくずリストを設定しているか
- パンくずリストのテキストは最適か
- WordPress使用サイトの場合「未分類」が表示されていないか
目次
記事やブログ等に目次を適切に設定しているか調査する項目になります。
目次を設置し、可読性を高めることによりユーザーに優しいサイトと認識され、評価が上がる可能性があります。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 記事内に「目次」を設定しているか
コメント欄
コメント欄を適切に設定しているか調査する項目になります。
Googleは記事ページ等で活発にコメントの交流が発生するとSEO上の効果が見込めると明言しています。
ユーザーによるコメントもコンテンツの一部と評価されるので設定できる場合は適切に設定しておいた方が良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- 口コミ等のコメント欄が最適か
- コメント欄が存在している場合は、ugcを設定しているか
構造化マークアップ
構造化マークアップの記述を適切に設定しているか調査する項目になります。
クローラーにテキストやコンテンツの内容を正しく認識してもらうため設定しておいた方が良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- 構造化エラーが出ていないか
- リッチスニペッドを適切に設定しているか
インタースティシャル広告
インタースティシャル広告がサイト内に存在していないか調査する項目になります。
インタースティシャル広告はユーザーが本来見たいコンテンツやページのアクセスを妨げます。
過度なインタースティシャル広告はGoogleが評価を下げることを明言しているため存在させないほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- インタースティシャル広告を使用していないか
ポップアップ
ホップアップコンテンツが存在していないか調査する項目になります。
重要なメッセージや広告を表示させるに使用されますが、ユーザーが本来見たいコンテンツやページのアクセスを妨げます。
過度なホップアップコンテンツはGoogleが評価を下げることを明言しているため存在させないほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- ポップアップでコンテンツを表示させていないか
- ポップアップ広告を使用していないか
ページ表示速度
GoogleのPageSpeed Insights上でページ表示速度が適切か調査する項目になります。
Googleはサイト評価にページ表示速度が影響することを明言しているのでしっかりと対応しておきましょう。
主に調査すべき内容は以下の5点です。
- PC版デバイスのページ表示速度が49以下になっていないか
- モバイル版デバイスのページ表示速度が49以下になっていないか
- http/2通信されているか
- ソースの記述・画像のデータ容量で圧迫していないか
- gzip圧縮がされているか
モバイル互換性
サイトをPC端末とモバイル端末で見た際に構造やデザイン等の互換性が保たれる適切な設定されているか調査する項目になります。
Googleが推奨する端末に合わせてデザインの見た目だけが変わる、レスポンシブウェブデザインや動的な配信の設定をしているかが重要です。
主に調査すべき内容は以下の5点です。
- PC版とモバイル版でコンテンツが同一か
- モバイルページが用意されていた場合、canonicalとalternateが設定されているか(非推奨、レスポンシブ推奨)
- モバイル版の挙動は最適か
- 横スクロールが出ていないか
- タップ要素のあるコンテンツ間の間隔が最適か
モバイルフレンドリーテスト
Googleのモバイルフレンドリーテスト上でモバイル端末に対応しているか調査する項目になります。
モバイル端末からの検索流入数がPC端末を超えている以上、モバイルフレンドリーへの対応は必須と言えます。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- モバイルフレンドリーか
インデックス
インデックスされているページ数とインデックスを許可しているページ数に過度な差異がないか等を調査する項目になります。
また、パラメータページ等の価値の薄いページが過度にインデックスされていた場合、評価を下げられる原因になります。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- 不要なインデックスページが存在していないか(不要なページがnoindex化されているか)
- サイト内の検索結果ページのようなパラメータページがインデックスされないように設定しているか
- インデックスを許可しているページ数と実際のインデックス数に大幅な違いがないか
不要なページ
改善の余地がない低品質なページや必要のないページ、重複した内容のページ等が存在していないか調査する項目になります。
低品質な内容のページ等をクローラーに認識され、評価を下げられないために削除するかnoindex等の対応をしておく必要があります。
主に調査すべき内容は以下の6点です。
- 必要のないページが存在していないか
- 重複するページが存在していないか
- 重複するコンテンツが存在するページが存在していないか
- コンテンツの薄いページが存在していないか
- 古い情報のコンテンツが存在するページが存在していないか
- 内部外部問わず誘導目的のみで作られたページが存在していないか(アフィリエイトを含む)
404ページ(Not Found)
オリジナル404ページを適切に設定しているか調査する項目になります。
404ページを設定することで直接的にSEO上の効果を見込めるわけではありません。
しかし、ユーザーの信頼性を高めたり、内部リンクを強化するという点においてクローラーにも影響を与えるため、設定しておいた方が良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- オリジナルの404ページ(Not Found)を設定しているか
- ページが存在しない場合、404ページ(Not Found)が表示されるか
- 次の行動を促すナビゲーション要素を含んでいるか(サイトマップ、検索窓、TOPへの遷移等)
重要度が「中」の18項目
SEO上、競合サイトと差別化を図るために対応しておくべき項目を優先順位が高い順に記載しましたのでご覧ください。
SEOを強化する点において、積極的に対応しておいた方が良い項目なので、重要度「高」の対応が済み次第、順次対応しておきましょう。
description
meta description(メタディスクリプション)が適切に設定されているか調査する項目になります。
meta descriptionを設定をすることで得られるSEO上の効果は薄いと言われていますが、誤った設定をすると評価が下がる原因になります。
主に調査すべき内容は以下の4点です。
- 120文字以内か
- モバイル版デバイス用に70文字以内で一度区切っているか
- 対策キーワードを含んでいるか
- 全てのページで同じdescriptionを設定していないか
keywords
meta keywords(メタキーワード)が適切に設定されているか調査する項目になります。
meta keywordsを設定をすることで得られるSEO上の効果は薄いと言われていますが、誤った設定をすると評価が下がる原因になります。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- 1ページ、5キーワード以内か
- キーワードの区切りは「,(半角カンマ)」か
- 全てのページで同じkeywordsを設定していないか
各装飾タグ
テキストを装飾するタグの使用方法や使用回数、使用箇所が適切に設定されているか調査する項目になります。
クローラーに正しくコンテンツの内容を伝えるために適切に設定しましょう。
主に調査すべき内容は以下の7点です。
- strongの使用回数は1ページ内に2~3キーワード以内か
- strongはkywordsに設定したキーワードと同じものか
- strongやspan等の装飾タグを見出し内に使用していないか
- emを乱用していないか(CSSの単位「em」ではない)
- ul・ol・dl等のリストが使用できるのに使用していない個所がないか
- ul・ol・dl等の使い分けは適切か
- ul・ol・dl等のリストによる箇条書きを乱用していないか
noindex・nofollow
noindex・nofollowを過度に使用していないか調査する項目になります。
基本的に必要のないページや価値の低いページはnoindexやnofollowを使用してまで存在させるべきではありません。
ページ送り(ページネーション)によって自動生成されてしまうページ等に使用しましょう。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- むやみにnoindexやnofollowを使用していないか
- ページ自体は必要で、検索結果には表示させたくない、robot.txtやベーシック認証で制御するまでではないページに設定されているか
frame・iframe
frameやiframeを使用していないか調査する項目になります。
Googleはframeやiframe内のコンテンツ内容を認識する保証ができないとしています。
また、ページ表示速度が遅くなる可能性があり、評価が下がる原因になります。
総合的に判断してSEO上の効果は薄いため、使用しないほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- frameやiframeを使用していないか
URL文字列
URLの文字列が適切に設定されているかを調査する項目になります。
URLはできるだけ簡素でページ内の内容が想像できるように設定したほうが良いでしょう。
ブラウザによっては日本語URLはエンコードされ表示されないので、英語と数字の組み合わせで構成しましょう。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- 意味のある単語(英語orローマ字)を使用しているか(暗号のような数字の文字列になっていないか)
- ページ内のコンテンツに合わせたURLか
- 簡素化されているか(文字列が長すぎないか)
URL・ディレクトリ階層
URLのディレクトリ階層が深すぎないか調査する項目になります。
クローラーが認識しやすく、ユーザーが遷移しやすい、簡素で利便性の高いURL階層を作ることが重要です。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- ディレクトリ階層がTOPページを含め4階層以下か
- 3クリック以内にTOPページからすべてのページへ遷移できるようになっているか
ソースコードエラー
ソースコードエラーが発生していないか調査する項目になります。
クローラーに正しく評価してもらうためにはエラーの無いソースコードが望ましいと言えるでしょう。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- W3Cのソースコードエラー診断にてエラーが検出されないか
- タグの閉じ忘れがないか
- 不要なタグが存在していないか
font-size(フォントサイズ)
テキストに使用されているfont-size(フォントサイズ)の大きさが適切に設定されているか調査する項目になります。
ユーザが認識しずらいフォントサイズを使用していた場合、クローラーも認識しずらいと判断するので、評価が下がる原因になります。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- PC版デバイスの文字サイズは15px~16px、行間1.5em~1.6emか
- モバイル版デバイスの文字サイズは14px~16px、行間1.5em~1.6emか
画像・動画
画像や動画が適切に設定されているか調査する項目になります。
クローラーに画像や動画ファイルをコンテンツとして適切に評価してもらうため、内容を説明する補足テキスト等の設定をすることが重要になります。
主に調査すべき内容は以下の7点です。
- 画像のデータ容量は適切か
- alt属性を使用しているか
- alt属性がキーワードの羅列になっていないか
- alt属性で画像を的確に表現しているか
- 保存ファイル名は画像の内容を意味しているか(英語が望ましい)
- テキストで表現できる画像や動画が存在していないか
- 重要な意味を持つ画像に説明文としてfigcaptionを使用しているか
著作権
著作権を侵害したコンテンツが存在していないか調査する項目になります。
コンテンツの質が重要視される昨今、他サイトのコピーコンテンツ(重複コンテンツ)と判断された場合、評価を下げられる可能性が高くなります。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- 画像や動画、テキスト等の無断転載・転用がないか
- 他サイトのテキストを引用する場合、引用タグを使用しているか
- Copyright(©)の書き方は適切か
サイト更新性
サイトの更新頻度が適切かどうか調査する項目になります。
毎日、質の高いコンテンツを発信したり、記事のリライトをし、高品質化すればその分サイトの評価が上昇します。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 定期的にサイト内のコンテンツを更新しているか
favicon(ファビコン)
オリジナルファビコンを設定しているか調査する項目になります。
検索結果にも表示されるようになったファビコンは、サイトのブランディング化につながります。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- オリジナルファビコンを設定しているか
日付
記事ページ等に掲載日や更新日の日付が適切に記載されているか調査する項目になります。
新しい情報ほどGoogleは評価するので、記事等の情報鮮度を伝えるためにも記載しましょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- コラムやブログ、記事ページに掲載日や更新日の日付が記載されているか
ページ内表示件数・送り回数
1ページ内に表示される記事数やコンテンツ数、ページ送りによるページ数が適切かどうか調査する項目になります。
過度なページ送り(ページネーション)によるページの自動生成は質の低いページの量産に繋がります。
主に調査すべき内容は以下の2点です。
- 1ページ内の記事等の表示件数が適切か
- ページ送り回数の考慮がなされているか
プロフィールページ
プロフィールページが設定されているか調査する項目になります。
Googleは「誰が記事を執筆したのか、サイトの責任者は誰か」ということを認識することができます。
外部サイト等での記事の執筆者やサイト運営者の評判がサイトの評価に影響されるようになっています。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- サイト管理者・運営者のプロフィールページ(氏名・住所・電話番号・メールアドレス等の情報)が存在しているか
コンタクトページ(お問い合わせページ)
コンタクトページ(お問い合わせページ)が設定されているか調査する項目になります。
ユーザーがサイトの運営者と連絡が取れる手段をコンタクトページとして用意できていると信頼性が高まり、評価につながります。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 連絡手段として活用可能なコンタクトページ(お問い合わせページ)が存在しているか
サーバー
使用しているレンタルサーバーが適切か調査する項目になります。
サーバーの違いによって直接的にSEO上の効果に影響が出るわけではありません。
しかし、ページの表示速度が遅くなってしまうようなサーバーを選ばないようにしなければなりません。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- 国内サーバーを使用しているか
重要度が「低」の5項目
SEO上、可能であれば対応しておくべき項目を優先順位が高い順に記載しましたのでご覧ください。
必ずしもサイト上に必要であったり、対応しておくべき項目ではありませんが、競合サイトとさらに差別化するという点では考慮しておいた方が良いでしょう。
HTMLサイトマップページ
HTMLサイトマップを適切に設定しているか調査する項目になります。
HTMLサイトマップを活用することで直接的にSEO上の効果を見込めるわけではありません。
しかし、内部リンクを強化するという点においてクローラーにも影響を与えるため、設定しておいた方が良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の4点です。
- サイト内にHTMLサイトマップページを設定しているか
- ユーザーが見やすく、使いやすいHTMLサイトマップになっているか
- リンクの羅列になっていないか
- カテゴリーごとにまとめられているか
RSS/Atom
RSS/Atomフィードを設定しているか調査する項目になります。
サイト内の記事やブログの更新情報を配信することができるので、ユーザーをサイトへ誘導させる手段となります。
現在は、利用者が少なく、SEO上の効果は薄いですが、有効な手段の一つなので活用しましょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- フィードボタンを設定しているか
Whois情報
Whoisに登録された連絡先等の情報が第3者でも簡単に見ることができる状態か調査する項目になります。
トラブルが起きた際に、サイトの運営者と連絡が取れる手段をお問い合わせページ以外にも用意できていると信頼性につながります。
信頼性のあるサイトはそうでないサイトに比べ、評価されやすいので連絡先情報等は公開しておいたほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の1点です。
- Whois情報が公開されているか
(サイト運営者の連絡先が記され、連絡を取れる手段を用意しているか)
アクセス解析ツール
Google Analytics(アナリティクス)上でサイトへの流入状況が把握できているか調査する項目になります。
アナリティクスを活用することで直接的にSEO上の効果を見込めるわけではありません。
しかし、サイトの問題点を見つけ出し、改善に役立てることができるため、活用したほうが良いでしょう。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- Googleアナリティクスを導入しているか
- 離脱率が過度に高くないか
- 滞在時間が短すぎないか
SNS(Twitter、Facebook等)
サイトへの流入手段としてSNSを活用しているか調査する項目になります。
SNSを運用することで直接的にSEO上の効果を見込めるわけではありません。
しかし、サイトへの流入数増加や自然なリンクを獲得する手段の一つとして有効です。
主に調査すべき内容は以下の3点です。
- SNS(Twitter、Facebook等)を使用してるか(サイトへの流入目的)
- SNSをサイト内で運用しているか(SNSへの流入目的)
- サイト内にSNSボタンを設置しているか
まとめ
SEO対策を行うことはサイト作成や運営の基本です。
是非、SEO対策チェックリストを活用してSEOを施したサイトを作り上げてください。
弊社のSEO対策チェックリストは定期的に更新していくので、常に最新のSEO対策の手法が手に入るバイブルとなりえます。
最新のSEO情報はTwitter上でも随時更新しているのでチェックしてみてください。