この記事ではIIJmioの料金プランについて解説しています。
※2021年4月1日より新プランがスタートしました。現在は新旧両方の情報があるので前半は新料金プラン(ギガプラン)、後半は旧プランを解説しています。
それでは、いってみましょう。
目次
2021年4月1日より開始「ギガプラン」
iijmioでは2022年4月1日より「ギガプラン」の料金が変更になりました。
https://www.iijmio.jp/gigaplan/
また、既存のミニマムスタート、ライトスタート、ファミリーシェア、ケータイプランは4月1日から手数料無料でギガプランへ変更可能です。
従来のプランよりもより細かくなりニーズ別で選択が可能。また、余ったデータ容量は翌月へ繰り越すことも可能になりました。
音声SIMとSMS機能付きSIMは、ドコモ回線のタイプDまたはau回線のタイプAから選ぶことが可能。
データ通信専用SIMとeSIMはドコモ回線のみの対応となっています。
また、2021年6月以降に音声SIMとSMS機能付きSIM(タイプAのみ)、データ通信専用SIMタイプは5Gサービスを無料で利用できるようになります。ドコモのタイプDは不明。(ややこしい・・・)
1契約で最大10回線までプラン関係なくデータ容量のシェアが可能。
タブレットなどはデータSIMを使いますが、eSIMの方が安いのでデバイスがeSIMに対応しているのであればeSIMを使いましょう。
ギガプランのその他の費用について
「ギガプラン」の初期費用は3,000円、SIM発行手数料はタイプDが394円、タイプAが406円、eSIMが200円となっています。
音声通話料は国内通話の場合は20円/30秒、同一契約名義間の国内通話の場合は16円/30秒です。
音声通話については、通話定額オプション「みおふぉんダイヤル」が引き続き使えます(1回10分まで月830円、1回3分まで月600円)。
割引に関しては光回線サービス「IIJmioひかり」とセットの契約で毎月600円が割引されます。
細かい内容はIIJmio公式サイトのキャンペーンページにも記載されているので、合わせてご確認頂ければと思います。
IIJmioの旧料金プラン:2021年3月31日まで
それでは、それぞれ確認していきましょう。
使いたい端末が決まっている人や、かけ放題が不要な人は【フリープラン】一択!
IIJmioフリープランは格安SIMの一般的な料金プランと同じで、「毎月決まったデータ容量のみを支払うプラン」になります。
毎月自分が支払う料金が一目で分かり、管理しやすいのが特徴です。
また、
- キャリアで使っているスマホをそのままIIJmioで使いたい人
- かけ放題オプションは不要な人
もフリープランを選ぶことになります。
フリープランのSIMタイプと料金について
IIJmioの料金プランは以下の通りです。
音声通話機能付きSIM
音声通話機能付きSIM(通話SIM)は、「キャリアからそのまま乗り換えする人」や「新規で電話番号付きを申込む人」が対象となります。
プラン | データ容量 | 料金 (タイプD・タイプA) |
ミニマムスタート | 3GB | 1,600円 |
ライトスタート | 6GB | 2,220円 |
ファミリーシェア | 12GB | 3,260円 |
SMS機能付きSIM(データSIM、SMSあり)
SMS機能付きSIMは、インターネット専用のデータSIMという格安SIMで、主にタブレットやモバイルルータ、2台目のサブ機として使う方が多いです。
プラン | タイプD | タイプA |
ミニマムスタート 3GB | 1,040円 | 900円 |
ライトスタート 6GB | 1,660円 | 1,520円 |
ファミリーシェア 12GB | 2,700円 | 2,560円 |
SMSとは、「ショートメッセージサービス」の略語で、電話番号で短い文章を送れるサービスですが、最近ではこのSMS機能を使った認証システムが使われています。
LINEの新規作成や、電子チケットの購入登録にもSMS機能が使われているで、一度は見たことがあるかもしれません。
↓ ↓
データ通信専用SIM(SMS機能なし)
そして最後が、「データ通信専用SIM(SMS機能なし)」になります。
プラン | データ容量 | 料金 (タイプDのみ) |
ミニマムスタート | 3GB | 900円 |
ライトスタート | 6GB | 1,520円 |
ファミリーシェア | 12GB | 2,560円 |
「SIMフリーのモバイルルータ」やインターネット閲覧、動画・音楽専用といった使い方であればSMS機能は必要ないので、こちらの「データ通信専用SIM」で充分です。
また、iPadには元々SMS機能はありませんので、iPadで格安SIMを使いたい時はこちらのタイプを使います。
IIJmioで販売されている端末を自由に選びたい人もフリープランを選ぼう
2020年6月の時点でIIJmioで販売されているスマホは、40種類以上となります。
この後、説明しますが「コミコミセット」で購入できる端末は指定されていますので、自由に端末を選びたい方はやはり「フリープラン」を選択しましょう。
フリープランのまとめ
フリープランをまとめると以下の通りになります。
- 【通話SIM】持込でスマホを使いた人(SIMカードだけを契約したい人)
- 【通話SIM】好きな端末を使いたい人
- 【通話SIM】かけ放題オプションは不要な人
- 【データSIM】タブレット用や2台目のスマホ用に使用したい人
- キャンペーンを使いたい人
フリープランは名前の通り、自由度が高いので好みの組み合わせで申し込めるのが特徴ですし、キャンペーンが活用できる機会が多いのがフリープランです。
格安SIM・格安スマホ初心者や全てセットになってるのが希望な人は「コミコミセット」がオススメ!
※コミコミセットは2019年9月30日で新規受付を終了しました。
コミコミセットは、IIJmioが人気のあるスマホからチョイスしたしたスマホの中から機種を選び、その機種代金とデータ通信量、電話のかけ放題がセットになっています。
① スマホ本体(コミコミセット対象の機種)
② 音声通話SIMの3GBプラン
③ 3分かけ放題オプション
これらが全てセットになっています。
全部セットになっているからシンプルだし、格安スマホデビューの人にオススメっスね
コミコミセットは3つの定額料金で端末が決まっているよ
コミコミセットでは端末によって月額料金が
- 1,880円
- 2,480円
の2つに分かれて、基本的には月額料金が高くなるほどセットのスマホ性能も高くなります。
コスパに優れていて、2018年最も売れた人気機種だもんね
コミコミセットのまとめ
コミコミセットがオススメな人と、まとめはは以下の通りです。
- スマホが初めての方
- 希望する機種がコミコミセットの中にある方
- キャンペーンが使えない場合があるから注意する
コミコミセットはスマホ本体の他に以下のネット通信と電話のプランもセットになっています。
- データ通信量は3GB
- 3分以内電話かけ放題
ある程度の制限は決まっていますが、格安スマホ初心者に人気な3GBや3分以内の電話がかけ放題なので、私生活には十分なレベルです。
ただし、SNS利用が多い、特に若者になるほどデータ容量が増える傾向があるので、その場合はフリープランを選択した方が賢い選択となります。
https://www.ispr.net/sim/iijmio-komikomi-set/
ただし、コミコミセットはセット自体で価格が安くなっているため、既存のキャンペーンとの併用ができないことが多いので、その辺りも注意しておきましょう
まとめ
最後にフリープランとコミコミセットをニーズ別に分類しましたので、IIJmioのプラン選びの目安にしてみてください。
- 【フリープラン】SIMカード単体での契約
- 【フリープラン】データ通信専用SIM、SMS機能付きSIMの契約
- 【フリープラン】端末を自由に選びたい人
- 【フリープラン】キャリアで使っているスマホをそのまま使う人
- 【フリープラン】キャンペーンを活用したい人
- 【コミコミセット】取り扱い端末の中に欲しい機種がある人
- 【コミコミセット】難しいことを考えたくない人
人によって色々なパターンがあるとは思いますが、実際IIJmioの料金プランは2種類だけなので、とてもシンプルです。
まずは、
・スマホ持込(SIMカード単体契約) → フリープラン
・スマホセット契約 → 希望の機種があればコミコミセット
・スマホセット契約 → コミコミセットで希望する機種なしはフリープラン
を軸にしてください。