この記事では、ワイモバイルの料金プランについて解説しています。
ワイモバイルでは既に現行の「スマホベーシックプランS/M/L」から、「新料金プラン:スマホプランS/M/L」への変更となりました。
しばらくの間は情報が交差して少しややこしくなりがちですが、
- 2021年2月17日まで → 現行プラン
- 2021年2月18日新料金プラン開始 → 新料金プランのみ
となります。
現行プランと新プランの変更箇所もあり、人によっては現行プランの方が向いてる場合もあるので、合わせて解説していきます。
目次
2021年2月18日開始の新料金プランについて
2020年12月22日にワイモバイル新料金プランの発表がありました。
適用は2021年2月18日より開始となります。
プランS | プランM | プランL | |
データ容量 (1年目) | 3GB (4GB) | 15GB (18GB) | 25GB (28GB) |
月額料金 | 2178円 | 3278円 | 4158円 |
家族割or光割引 | -1188円 | ||
家族割or光割引時の月額料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 |
通話 | 30秒/20円 | ||
10分かけ放題 | 770円/月 | ||
完全かけ放題 | 1870円/月 | ||
通信 | 4G/5G | ||
データ超過時 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
従来の料金プランとの大きな変更点は以下のとおりです。
- 全プラン4G/5Gに対応、料金一律
- 全プランのデータ通信量の変更
- かけ放題はオプションになる
- 「おうち割 光セット(A)」または「家族割引サービス(2回線目以降)」適用時の割引額:1,188円
- データ増量オプションは無くなる
- SoftBankやLINEMO(ラインモ)との相互の移行における各種手数料は2021年春以降は完全無料化になる予定
- ワイモバ学割は継続だが詳しい割引金額は現時点では不明
- 現行プランは新プラン開始と同時に新規受付は終了となる
- ワイモバイルは店舗のサポートを受けることが可能
従来の既存プランとの大きな変更点は以下のとおりです。
新料金プランに関してはSoftBankのプレスリリースでも正式に公開されています。
- 追加料金なしで全プラン5G回線に対応
- 各プランのデータ通信量の変更
- かけ放題は任意のオプションになる
- 新規割は無くなる
- SoftBankやLINEMO(ラインモ)との相互の移行における各種手数料は2021年春以降は完全無料化される予定
- ワイモバ学割は継続だが詳しい割引金額は現時点では不明
- 現行プランは新プラン開始と同時に新規受付は終了となる
- ワイモバイルは店舗のサポートを受けることが可能
特に注目する部分が「かけ放題のオプション化」と「新規割の廃止」。
現行の料金プランは最初からプランの中に「10分かけ放題」が組み込まれているのが特徴です。
新料金プランへの移行に伴いこの「10分かけ放題」は任意のオプションへと変更になるので、基本料金プランも現行プランより各700円安くなっています。
2021年8月より余ったデータ容量の繰越が可能になる
2021年8月より「シンプルS/M/L」でデータ繰り越しに対応になるというアナウンスが流れました。
ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄は、“ワイモバイル”の料金プラン「シンプルS/M/L」について、余ったデータ容量を翌月にくりこしできるように2021年8月(予定)から改定します。同時に「シンプルS/M/L」の場合、「データ増量オプション」で追加されるデータ容量を増加します。いずれも月額料金に変更はなく、よりお得にご利用いただけるようになります。すでに「シンプルS/M/L」および「データ増量オプション」に加入されているお客さまは、改定後に順次適用されます。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210609_03/
UQモバイルでは既にデータ繰越対応となっていましたが、ワイモバイルは繰越非対応だったのでこれは嬉しいニュースですね!
仮に繰り越すデータ容量が発生した場合は、繰り越したデータ容量が最優先で消費される形になります。(これは嬉しいですね!)
因みに、翌々月までは繰り越せません。
また、合わせてデータ増量オプションで追加されるデータ容量も増加予定となっています。
これまでは「シンプルS」で1GB、「シンプルM」と「シンプルL」で3GBでしたが、改定後は、「シンプルS」で2GB、「シンプルM」と「シンプルL」で5GBになります。
https://www.ymobile.jp/sp/info202106/?ref=topticker
10分かけ放題が必要な人は現行プランの方がお得だよ
新料金プランは「かけ放題オプション」が分離プランになることによって、新規割とデータ容量がアップする「データ増量オプション(1年)」がなくなってしまいます。
10分かけ放題が不要な方は新料金プランの方が基本ベースが下がりますが、10分かけ放題が必要な方は現行プランの方が「新規割」と「データ増量オプション」が適用になるので、少なくても1年間は現行プランの方がお得だと言えます。
- 半年間は700円割引になる
- データ増量オプションにより1年間は、プランSは4GBへ、プランMは13GBまで使えるようになる
家族みんなでの利用や店舗サポートを受けたい方はワイモバイルは嬉しい
ワイモバイルの新料金プランの発表と同時にSoftBankの新ブランド「LINEMO(ラインモ)」の告知もありました。
「LINEMO(ラインモ)」の料金プランはシンプルですが、「家族割は適用されない」「店舗サービスは受けられない」という注意点もあります。
一切のサポート無しで毎月10GB以上利用するのであれば、人によっては恩恵を受けることができますが、一切のサポートを受けられないということは全て自分自身で何か問題があった時は解決しなければなりません。
また、家族で組めば2回線目以降の方は「家族割引サービス」を結ぶことが可能なので、ずっと月額料金が500円割引になるのも大きなメリットです。
ワイモバイルは複数の料金プランがあるので、「子ども達は毎月10GB使うけど、両親は普段Wi-Fi傘下での利用がメインだからプランSで十分」という、毎月使うデータ通信量がバラバラの家庭にはワイモバイルの方が使いやすくなります。
また、現行プランが申し込める間は最大10,000円分のPayPayがゲットできるなどキャンペーンが強力なので、一先ずはY!mobileの方を利用し、その後に「LINEMO(ラインモ)」などを検討する。という賢い選択肢もあります。
ワイモバイルの旧料金プランについて
次に旧プラン「スマホベーシックプランS/M/L」の解説です。
上記でも触れていますが、新規申込みが可能なのは新プランが開始となる、2021年2月まで。その間に申し込んだ方は全て以下の料金プラン、および特典が適用になります。
スマホベーシックプランS | スマホベーシックプランM | スマホベーシックプランR | |
データ容量 | 4GB 2年目以降3GB | 13GB 2年目以降10GB | 17GB 2年目以降14GB |
基本料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
おうち割光セット(A)または、家族割 | ▲500円 | ||
新規割 | ▲700円×6か月 | ||
月額料金 | 加入月~7ヵ月目まで 1,480円 | 加入月~7ヵ月目まで 2,480円 | 加入月~7ヵ月目まで 3,480円 |
8ヵ月目以降 2,180円 | 8か月目以降 3,180円 | 8か月目以降 4,180円 | |
通話 | 国内通話であれば10分間かけ放題付き | ||
データ超過時 | 300kbps | 最大1Mbps |
- 各プラン全て「10分かけ放題」が含まれている
- 各プラン新規申込みで「新規割」が適用になる
- 「データ増量オプション」の適用により、1年間はデータ量が増える
上記の新料金プランで説明していますが、現行プランは「新規割」や「データ増量オプション」などが適用されます。
また、「10分かけ放題」が不要な方は新プランの方が基本ベースが安くなりますが、その分「新規割」や「データ増量オプション」は無くなるので、最低でも1年間は現行プランで申し込んでもメリットは大きいです。
↓キャリア別乗り換え手順↓
Y!mobileの販売しているiPhoneにはSIMロックがかかってるから、解約前には必ずSIMロック解除をしておこう
Yモバイルでは「iPhone SE2,7」などがSIMカードと一緒にセット購入が可能ですが、Yモバイルで販売されているiPhoneはSIMフリー版ではなく、Yモバイル版のiPhoneになります。
auで購入→au版
ソフトバンクで購入→Softbank版
Yモバイルで購入→Yモバイル版
って感じっスね
と、いうことで、、、ワイモバイル版のiPhoneにもキャリア同様にSIMロックがかかっているんです。
Yモバイルで使っている時は全く問題ありませんが、今後Yモバイルから他社に乗り換えた時、『Yモバイルで使っていたiPhoneをそのまま使いたい』という方は、SIMロック解除をしておかなければ使うことはできません。
SIMロック解除は契約中であれば、簡単にSIMロック解除できるので解約や他社へのMNPも視野にいれている方は、SIMロック解除をしておきましょうね
実際のSIMロック解除手順のレビューもあるので、合わせて参考にしてくださいね↓
まとめ
以上がY!mobileの料金プランまとめでした。
2021年2月に新料金プランが開始されることから、当面はややこしくなりがちですがY!mobileの料金プランは至ってシンプルです。また、PayPayとの関連性もバッチリです!
また、最近は2,980円プランの話題も多いですが、「人によっては高くなってしまう」「店舗サポートが全く受けることができない」という注意点もあります。
スマートフォンは1人1台の時代ですし、長く使う固定費なので不安な方は僕で良ければご相談に乗るので、お問合せからメールを頂けると幸いです。
現行でもキャンペーンは激アツなので、最新のキャンペーン情報を合わせて参考にして頂ければ幸いです。
最大10,000円分のPayPay!