格安SIMって「音声通話SIM」と「データSIM」があるんスけど、データSIMってイマイチよく分からないんスけど、どーゆー状況で使うんスか?
それじゃ、一緒にデータSIMについて確認していこうか!
格安SIMの料金プランは、基本的に「音声通話SIM」と「データSIM」の2種類が用意されているところが多いですが、最近では音声通話SIMのみの会社も出てきています。
▼マイネオ
▼IIJmio
タブレのように『このデータSIMってどんな人が使うSIMなの?』と疑問に感じる方も多いかと思います。
そこで、この記事ではデータSIMの特徴や活用方法について詳しく紹介しています。
データSIMって凄く便利なSIMなんですよ^^
それでは、いってみましょう♪
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目次
データSIMとは?
データSIMとは、データ通信のみに対応したSIMカードです。
音声通話SIMと違って、音声通話機能(090/080)が付いていないので、電話番号を持つことができません。
なので、使えるのはデータ通信(インターネットのみ)となっています。
データSIMは音声通話機能(090/080の電話番号)がないだけで、ネット検索、アプリ、動画アプリなど全てのアプリが使えます。
データSIMの呼び名はMVNOによってそれぞれ
データSIMはMVNOによって、名称(呼び方)は異なります。
・シングルタイプ(マイネオ)
・データSIM(LINEモバイル)
・050データSIM(楽天モバイル)
・データSIMプラン(Y!mobile)
・データ高速プラン(UQモバイル)
・データ通信(BIGLOBE SIM)
・データ通信専用SIM(IIJmio・OCNモバイルONE)
各社呼び方は違うけど、中身は全部同じなんだ!
正直、各社呼び方がそれぞれ異なるので、初めての方は余計に悩んじゃうのかもしれませんよね苦笑
個人的には全部揃えて『データSIM』の方が分かりやすいかと思うのですが。。
データSIMの特徴
データSIMの最大の特徴は以下の3つです。
- 最低利用期間がない(縛りがない)
- 契約解除料は0円
- 基本料金が安い!
音声通話SIMはMVNOやセットプランで若干ことなりますが、基本は12ヵ月の最低利用期間(縛り)を採用しているところがほとんです。
一方、データSIMは最低利用期間は設けていませんので、いつでも好きな時に0円で解約できるのが特徴です。
また、基本料金がとにかく安く、3GB/月なら1,000円以下での運用も可能です。
端末セット購入割引き時には最低利用期間が付く時もある
最近ではあまり見られませんが、たまに「端末+データSIM」のセット購入で割引きになるキャンペーンがある時があります。
その時は、データSIMでも最低利用期間が6ヵ月付く時もありますので、データSIMが対象となっているキャンペーンは規約を確認しましょう。
データSIMのデメリットについて
主に、データSIMで挙げられるデメリットは以下の3つです。
1.データSIMはキャンペーンが少ない
2.110・119などの緊急電話番号にはかけられない
3.SMSが付いていないデータSIMは電池の消耗が激しくなる可能性がある?
データSIM対象のキャンペーンは少ない
MVNOが打ち出す、格安SIMのキャンペーンは音声通話SIMが対象になっていることが多く、データSIM専用キャンペーンは少ない傾向にあります。
申込み前はキャンペーンも確認しようね
110・119などの緊急電話番号にはかけられない
繰り返しになりますが、データSIMには090/080といった電話番号がありません。
ただ、LINEやSkypeといったインターネットを経由した通話アプリは使えるので、同じアプリをインストールしていれば、090/080の電話番号がなくてもお互いに通話することは可能です。
けれど、インターネット経由を利用した通話、IP電話アプリなどは110番や119番、0120と言ったフリーダイヤルなどの特殊番号にはかけることができません。
滅多に使う電話番号ではありませんが、「データSIMで出来ないこと」としてしっかりと頭に入れておきましょう。
SMSが付いていないデータSIMは電池の消耗が激しくなる可能性がある?
データSIMには、「SMSあり」と「SMSなし」に分かれている格安SIM会社もあります。
「SMSあり」については、この後説明しますが、SMS機能が付いていないデータSIMは常に電波のキャッチを安定させておく、セルフスタンバイ機能がないと言われています。
このセルフスタンバイ機能がないと、常に電波探し続けるのでバッテリーの消費が早いと言われていますが、最近のスマホはそのような事が起きないように調整されつつあるので、そこまで心配する必要はありません。
データSIMの「SMSあり」と「SMSなし」ってどう違うの?
格安SIM会社のプランによっては、データSIMでも「SMSあり」と「SMSなし」に分かれている時があります。
▼楽天モバイルの料金表(※現在は楽天モバイルになっています。)
本来「SMS」とは、ショートメールサービスといって、相手先の電話番号のみで約70文字前後のメッセージを手軽に送受信することが出来る役割がありますが、もう1つ別に「認証」の役割を持っています。
この認証機能はLINEの新規アカウントを作成する時に必要になり、最近ではセキュリティー面でゲームアプリやSNSアプリの新規取得時に使われることが増えてきました。
このSMS機能はMVNOで様々で、
- SMSありかSMSなしを自分で選ぶ
- SMSをオプションとして選ぶ
- 最初からSMS付きのデータSIMしかない
という形で提供されています。
必要かどうかは、利用する人のライフスタイルで異なりますが、今後SMS認証が増えてきた際に、SMS機能がないと不便な思いをする時があるので、個人的には「SMSあり」を選んでおいても良いと考えています。
因みに、最初からLINEがインストールされているスマホでデータSIMを使う際には、SMS認証は必要ありません。
また、LINEの新規アカウント取得は、SMS機能がなくても家の固定電話を代わりに認証に使うか、FaceBookと紐付ければ新規アカウントは取得可能です。
データSIMがおすすめな人ってどんな人?活用方法を紹介するよ
主に、僕がデータSIMを利用している方法は以下の3つです。
- iPadやAndroidタブレットで活用する
- SIMフリーのモバイルルータで活用する
- 子供に安く使わせる
iPadやAndroidタブレットの相性は最強だよ
もはや「データSIMはタブレットの為にある」と言っても過言ではありません。
例えば、ドコモでタブレット単体プランで利用した場合は、以下の月額料金となります。
ドコモ | 料金 |
---|---|
基本プラン | 1,700円 |
ベーシックパック | 2,900円~ |
インターネット接続サービス料 | 300円 |
合計 | 4,900円~ |
キャリアの料金表は最低価格を表示しているのが特徴です。
実際、タブレットを~1GBで収まる方はほとんどいませんので、実際は上表の<ステップ2>の(~3GB)4,000円で考えるのが妥当です。
その時の月額料金は6,000円/月まで跳ね上がります。
一方、格安SIMのデータSIM:3GBで使った時の金額は以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
3GBプラン | 平均1,000円前後 |
合計 | 1,000円前後 |
格安SIMには一切余計な基本料金やオプションはかからず、純粋にデータ容量の金額だけ支払うスタイルなので、名の通り格安で使うことができるんですよね。
家族で使うプランに組み込んでもやっぱり高いのか?
キャリア契約の方は、タブレットを家族のスマホプランに入れている方が多いと思いますが、結局はキャリアの高速データ通信料(パケット代)が高いので、タブレットで使うデータ料金分を考えた時も平均値は高くなる仕組みです。
プランを考える時は全体ではなくて、単体の平均値で考えるのがポイントです。
キャリアで購入したタブレットにも2年縛りが付いている
一見忘れがちになってしまいますが、キャリア購入したタブレットにも表からは見えませんが、全て電話番号で割り振られており、2年縛りが付いています。
同時にスマホとタブレットを購入した方は、同時期にスタートするので契約更新月にスマホを他社へ乗り換える際は、タブレットも違約金0円で解約できますが、購入時期がズレるとスマホだけ乗り換えた時は、タブレットに違約金がかかってしまいます。
また、「タブレットはそのまま使えばよいのでは?」と思いがちですが、スマホが外れるとタブレットは単体扱いになるので、上表の金額で利用することになってしまいます。
iPadやタブレットはSIMフリー版を使うべき!
これから新しくiPadやAndroidタブレットを購入する際は、SIMフリー版を購入することをオススメします。
SIMフリー版のiPadは少々値段が張りますが、基本のデータ容量が安く使えるのでトータルコスパは良いですし、SIMフリー版のAndroidタブレットであれば人気の「HUAWEI MediaPad M3 Lite」など3万円前後で購入が可能です。
データSIMをSIMフリーのモバイルルータで使おう
WiMAXやポケットWi-Fiでお馴染みのモバイルルータですが、こちらもデータSIMでの運用が可能です。
外出先でガンガン使う人(月20GB以上)は実質無制限のWiMAXなどがお得になりますが、出張時やカフェなどで少ししか使わない人だと本来金額に見合った使い方ができませんが、格安SIMであれば10GB/月、2,300円前後で利用可能です。
また、WiMAXやポケットWi-Fiは縛り期間が2年~3年が多く、もし「やっぱり必要無いな」と感じて1年以内に解約してしまうと、、20,000円近い契約解除料が発生します。
データSIMであれば、不要だと感じた時も契約解除料0円で解約できるのが魅力ですよね
SIMフリー版のモバイルルータも1万円前後と安価で購入できるのも嬉しいです。
個人的には「Aterm MP01LN」がオススメ!
カードサイズでコンパクト・SIMカードを挿したら自動でAPN設定を行ってくれるなど簡単に使うことができて、度々雑誌などにも取り上げられています。
端末価格も10,800円(税抜)と安い!
また、SIMフリーモバイルルーターについては別ページで詳しくまとめていますので合わせてご参考にして頂けると嬉しいです。
ただし、ガッツリと大容量を使いたい方はいくら格安SIMでも割高になってしまうので、月10GB以上を使う方は「FUJI Wifi」や「WiMAX」などを活用しましょう。
最近では違約金がかからないレンタル式の「FUJI Wifi」がお気に入りです♪
使わなくなったスマホにデータSIMを挿して子供に使わせよう
最近よく使われる方法が、親御さんの余っているスマホにデータSIMで復活させて子供に安く使わせる方が増えてきています。
今は中学1年生でもスマホを持っているご家庭も増えてきていますが、メインの使い方がゲームアプリやLINEといった特定の使い方で、大人とは異なります。
ですが、それでもキャリアの場合だとどうしても月4,000円以上はかかってしまうので、簡単に持たせることはできませんが、余っている端末であれば機種代は0円で済みます。
また、データSIMはインターネット専用なので、音声通話が使えないだけでその他は普通のスマホを全く同じに使えます。
家族との連絡手段もLINEトーク、LINE通話を使えば大抵のことは不自由しません。
それで、月額1,000円(3GB/月)で使えるのであれば家計的にも大助かりですね
単純にLINEだけ使わせたいのであれば、月額500円での運用も可能です。
まとめ:データSIMの使い方は無限大!格安SIMを上手に使い分けて通信費を安く済ませよう
一見、使い方がよく分からないデータSIMも、上手に使えば色々な事に活用できます。
最低利用期間(縛り)がないのと、好きな時に0円で解約できるのでフットワークの軽さが個人的に一番気に入っています。
特にタブレットやモバイルルータは人によって、全く使わない時でも4,000円ほどの固定費が毎月発生するので、年単位で考えるとバカになりません。
ですが、格安SIMであれば固定費も安く抑えられるのも魅力の1つですね。
↓データSIMで使いたい格安SIMの一例↓
格安SIM | 特徴 |
マイネオ | 全キャリア回線を扱い、利用確認済み端末数も業界一なので、タブレット使いには優秀な格安SIM。 |
IIJmio | こちらも、データSIMに関しては一般的だが稀にキャンペーンでデータSIMが対象になっていることがある。eSIMも取り扱っている |
LINEMO | LINEモバイルが終了し、LINEMOへと進化。3GB/990円のミニプランもあり、キャンペーン対象にもなっている。音声通話SIMのみだがタブレットでも利用は可能 |