この記事ではahamoでPixel 8を使う手順(他社からの乗り換え手順)を解説しています。
内容は主に、「他社からのMNP乗り換え手順」や「Pixel 8をahamoで使う時の注意点」についてまとめています。
初心者の方でもわかりやすいように解説しているので、検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
ahamoでpixel 8を使う手順は全部で5つ
ahamoで「Pixel 8」を使う方法はたった以下、5つの手順で完了します。
- Pixel 8を購入する
- 利用中の携帯会社からMNP予約番号を発行する(2023/5/24以降はMNPワンストップの導入により対応しているキャリアであれば取得不要でOKです)※
- ahamoへ申し込む
- 開通手続きを行う
- Pixel 8でahamoのAPN(初期設定)をする
それでは1つずつ確認していきましょう。
※docomoからahamoへ乗り換える方は「My docomo」からプラン変更するだけで完了するのでMNP予約番号等は不要です。
手順①:Pixel 8を入手する
「Pixel 8」はGoogleストア、docomo、ソフトバンク、auから発売されます。
キャリア利用を希望の方はそのままキャリア購入できますが、「Pixel 8」に機種変更するタイミングで格安SIMやahamoといったキャリアサブブランドへの乗り換えを検討しているのであれば、先にPixel 8を購入しておく必要があります。
https://store.google.com/jp/product/pixel_8?hl=ja
そして、現在は端末のみの単体購入も可能ですし、キャリア独自の2年後に端末を返却代わりにスマホを安く購入できるというサービスも利用可能です。
- docomoなら「いつでもカエドキプログラム」
- SoftBankなら「新トクするサポート」
- auなら「スマホトクするプログラム」
現在docomoユーザー、ソフトバンクユーザー、auユーザーでそのまま購入したい方は以下リンクから専用ページへ飛べます。
既に他のMVNOを使っている方は先に単体購入して、Pixel 8が届いたら乗り換えましょう。
また、発売からしばらくすると中古ショップなどでも購入可能となってきます。
僕がよく利用する「イオシス」もPixelシリーズが豊富に扱っているので、中古購入を検討している方はチェックしてみてください。
ドコモ版・Softbank版・au版で購入したPixel 8もahamoで使う時もそのまま使える
「Pixel 8」は今回、ドコモ、SoftBank、auからもリリースされます。
Pixel 5aより以前は基本的にSoftbankで購入した端末にはSoftbankのSIMロックが。auで購入した端末にはauのSIMロックがかかっているので、ahamoで使う際には事前にSIMロック解除が必須となります。
ですが、SIMロック解除のガイドラインが改正され2021年10月1日以降に発売される製品購入であれば購入時にSIMロック解除の手続きを実行した状態の販売となるのでPixel 8のSIMロック解除は不要となります。
※原則的には各社のSIMロックはかかっていますが、受け渡しの時に解除した状態(SIMフリー)となります。
Pixel 8を購入したら次は「MNP予約番号」の取得へと進みます。
手順②:MNP予約番号を発行する
ahamoへ電話番号をそのまま乗り換えるのであれば、利用中の携帯会社で「MNP予約番号」を発行してもらいます。
因みに上記でも少し触れていますが、docomoユーザーは「My docomo」からahamoにプラン変更するだけで完了しちゃうので読み飛ばしてください。
各社のMNP予約番号は以下のとおり。
docomo | ドコモユーザーは「My docomo」からプラン変更をするだけ |
---|---|
au | auスマホ・一般電話から「0077-75470」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My au」からの発行も可能 |
SoftBank | SoftBankスマホから「*5533」へ電話をかける。一般電話からは「0800-100-5533」 |
楽天モバイル | 「my楽天モバイル」にアクセス>画面右上の三本線メニューから「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」 |
UQモバイル | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
Y!mobile | 「my Y!mobile」にアクセス>MNP予約関連手続きをタップする」→「注意事項確認」→「4桁の暗証番号入力」→「本人確認をする」→「MNP予約番号の発行」→アンケートに答える→「予約番号発行の転出時期を選択」→予約番号取得 |
LINEモバイル | 「LINEモバイルのマイページ」にログイン>「解約・MNP転出」を選択>「MNP予約番号発行を申し込む」を選択>アンケートに答えて「実行する」で完了 |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、ahamoへMNP乗り換えをするにはこの有効期限が10日以上必要になります。
手順③:ahamoへ申し込む
MNP予約番号を取得したらそのままの流れでahamoへ申込みましょう。
ahamoの大まかな申込みの流れは以下のとおりです↓
- MNP予約番号を発行しておく
- ahamo公式サイトへ
- [SIMのみ]を選択
- 他社から乗り換え(MNP)を選択
- かけ放題オプション有/無の選択
- ※持込みの場合は対象端末の確認
- ※持込みスマホの対象を確認したら[上記内容を確認しました]にチェック
- dアカウントでログイン
- dアカウントログイン後、2段階認証
- MNP予約番号/有効期限/MNPする電話番号の入力
- 本人確認書類のアップロード(eKYC/アップロード)
- 個人情報の入力
- 4桁のネットワーク暗証番号を決める(開通手続き時に使う)
- 受取日時の選択
- クレジットカード情報の入力
- [新規契約にあたっての注意事項]を確認して同意にチェック
- 注文確定で完了
- 申込み完了後に、申込み内容のメールが届く
ahamoではdアカウントが必要になるので、持っていない方は事前にアカウントを取得しておきましょう。
ahamoは申込み画面がシンプルなので、初めての方でもスムーズに申込みが完了するかと思います。
また、当サイトでは「SIMのみ」の申込みレビューがあるのでそちらを予習という形で参考にして頂ければ幸いです。
申し込みが完了すると、申し込み完了メールが届きます。
後はahamoからSIMカードが届くのを待ちましょう。
手順④:ahamoへMNP転入を行う
ahamoからSIMカードが届いたらahamoへMNP転入(開通手続き)を行います。
このMNP転入は「ahamoアプリ」もしくは、「マイページ」で行えますが今回はアプリから行いました。
アプリからの手順は以下のとおり↓
- SIMカード到着
- アプリを起動
- [受付番号でログイン]
- 13桁の受付番号、購入時に入力した連絡先電話番号、ネットワーク暗証番号を入力してログイン
- 開通手続き[切替手続きへ]をタップ
- [開通する]をタップ
- 開通手続き完了
※ahamoでは定期的にホームページのリニューアルと共に外観や手順が変更になることがあります。今回の手順は2022年2月時点となります。
▼初めてahamoアプリを開くとまだ開通していないので、以下画像にある[開通手続きが完了していない方]の[受付番号でログイン]から進みます。
▼先に進むと「受付番号」「購入時の入力した連絡先電話番号」「4桁のネットワーク暗証番号」を使ってログインします。
受付番号はahamoから届くメールに記載されているので、削除せずに保存しておきましょう。
また、4桁の暗証番号も申込み時に設定するので、こちらも覚えておきましょうね。
▼後は流れにそって、「切り替え(開通)手続き」⇒「開通する」で進めれば開通手続きは完了します。
▼数秒で即開通となり、同時に開通完了のメールも届きます。
また、ahamoの開通手続きが完了した時点で、いままで利用していた携帯会社は自動的に解約となります。
ahamoの開通で困った時の対処法
ahamoの開通には登録したメールアドレスを入力してセキュリティーコードを受け取る必要があります。
ごく稀に「登録したメールアドレスにセキュリティーコードが届かない」というトラブルがあります。
その場合は以下の電話から直接開通することが可能です。
- 一般電話:0120-800-000
- docomoのスマホから:151
- 9:00~18:00
「6」を押してガイダンスにしたがって「オペレーター」と一言だけ伝えれば担当者へ繋がります。
また、開通後はWi-Fiを切ってahamoアプリを開いて4桁のネットワーク暗証番号を入力すればアプリも使えるようになります。
滅多に無いトラブルですが、もしもの時は直接電話対応してもらいましょう。
手順⑤:APN(初期設定)をする
ahamoへ回線が切り替わったら最後に「APN」と呼ばれるネットワーク通信設定を行います。
5分もあれば終わる簡単な作業なのでサクっとやっちゃいましょう。
▼Pixel 8の電源をオフにした状態で、側面にあるSIMスロットを取り出しahamoのSIMカードをセットします。
(※電源がONの状態でも作業は可能ですが、僕は毎回OFFにして行っています。)
▼ahamoのSIMカードをセットしたら再び電源をオンにすればAPNは完了です。
APNが正常に完了するとアンテナピクト横に「4G」が出現します。
僕の環境下では自動APNでしたが、もし上手く繋がらない時はAPN一覧から右上のメニューから新規でahamoのAPN情報を作成します。
入力する箇所は、「名前」と「APN」の二箇所のみ。
- 名前:任意でOK
- APN:spmode.ne.jp
入力後に保存すればAPN一覧に出現するので、そちらをタップすれば完了です。
以上でahamoでPixel 8を使う手順は全て完了です。
ahamoへ乗り換えるタイミングでPixel 8を購入するならデータ移行をしよう
ahamoへ乗り換えるタイミングでPixel 8を購入する方は、必然的に旧端末からPixel 8へのデータ移行を行うことになります。
Androidのデータ移行は複数あり、少し前はGoogleアカウントを使ったやり方が一般的でしたが最近はコピー機能を使った使ったデータ移行が主流となりつつあります。
公式サイトでも詳しく解説されています。
https://guidebooks.google.com/pixel/transfer-your-data/how-to-switch-from-android
ahamoのAPNが完了したのにPixel 8がネットに繋がらない時の対処法
これはahamoに限らず、APNが完了したのにネットに繋がらない主な対処法は以下の4つです。
- 数秒~数十秒待ってみる
- モバイルデータ通信がオフになっていないか確認する
- APNを手動設定した方はスペルミスの可能性も
- SIMカードに問題がある場合はサポートセンターへ問い合わせてみよう
対処法①:APNが完了したら一度再起動してあげよう
一番最初だけ初めてAPNを行うと電波をキャッチするまでに数秒かかることがあります。長い時は数十秒とかも結構あります。
この場合は、一度Pixel 8を再起動するか機内モードをオン→オフするとスムーズにキャッチしてくれます。
因みに僕はいつも初期設定が完了した後は再起動をしちゃいます。
対処法②:モバイルデータ通信がオフになっていないか確かめよう
結構、多い原因の1つですが【モバイルデータ】がオフになっていると、強制的にインターネット通信が遮断されます。
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ>「モバイルデータ」
自分ではタップした覚えがないけど、たまーに何かしらの原因でオフになっていることがあるので、「あれーー?」と思ったらモバイルデータ通信の部分を確認してみてくださいね。
対処法③:APNを手動で行った方はスペルミスの可能性もある
ahamoのAPNを手動で行った場合によくあるミスですが、手動APNはスペルを1文字でも間違うと正常に動きません。
手動設定の方は一度チェックすることをおすすめします。
対処法④:SIMカードに原因がある場合はサポートセンターへ!
そもそも、ahamo×Pixel 8のAPN設定自体はとっても簡単な手順なのでうっかりミスがない限りスムーズに完了します。
ですが、ごくごく稀にSIMカード自体に問題がある場合があります。
この場合は自分でどーすることもできないので、ahamo公式サイトのチャット機能を使ってへ問い合わせてください。
まとめ:Pixel 8をahamoで使うのは簡単!1つ1つ丁寧に行えば失敗なし
以上が、ahamoでPixel 8を使う手順でした!
「乗り換え」って聞くと難しいイメージを持ってしまいがちになりますが、1つ1つ丁寧にやっていけば、考えているよりもずっと簡単です。
特にドコモからahamoならプラン変更だけで完了しちゃいます。
それでは、最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- ドコモからahamoは「My docomo」からプラン変更するだけ
- 乗り換えると同時にPixel 8へ機種変更する方は先に事前に購入しておこう
- MNP予約番号の取得は電話・オンラインから取得しよう
- 予約番号取得後は遅くても当日~2日以内にahamoへ申込もう
- 本人確認書類やクレジットカードを準備しておくとスムーズだよ
- ahamoからSIMカードが届いたら回線切替をしよう
- 回線が切り替わったらSIMカードをPixel 8に挿してAPNを完了させよう
- 全て完了後に前に使っていた通信事業社は自動で解約になる
初めてキャリアから乗り換えを行う方は多少の不安はあるかと思いますが、難しいことはないのでぜひチャレンジしてみてくださいね♪