この記事ではIIJmioでiPhone 13を使う手順(他社からの乗り換え手順)を解説しています。
結論から先に言うと、IIJmioではちゃんとiPhone 13は使えます。公式サイトの動作確認端末一覧でも記載されています。
(正確にはiPhone13、iPhone13 mini、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro MAXの全てが使えますがこの記事では一律「iPhone13」と記載しています)
内容は主に、「他社からのMNP乗り換え手順」や「iPhone13をIIJmioで使う時の注意点」についてまとめています。
初心者の方でもわかりやすいように解説しているので、検討中の方はぜひ参考にしてください。
・IIJmioでiPhone 13シリーズは使える
・iPhone13は別途購入が必要
・MNP予約番号の有効期限が7日以上残っている状態で申し込む
・申込み前にクレジットカードや本人確認書類を準備しておくとスムーズ
・iPhone13をIIJmioで使う場合は「持込み」という形になるので「SIMのみ・eSIM」で申し込む
・SIMフリー版・キャリア版共にAPNはSIMカードを挿すだけで完了する
・データ移行を行う方はクイックスタートかiCloudバックアップを使う
目次
IIJmioでiPhone 13を使う手順は5つ
IIJmioでiPhone 13を使うまでの手順はたったの5つで完了しちゃいます。
- iPhone 13を先に購入する
- MNP予約番号を取得する
- IIJmio公式サイトから申し込む
- 回線切り替え(MNP転入)を行う
- APN(ネットワーク通信設定)を行う
それでは1つずつ確認していきましょう!
手順①:iPhone 13を先に購入する
現時点(2022年8月)、IIJmioではiPhone13の取扱がないので、先にiPhone13を購入しておく必要があります。
また、各種支払い方法にも対応していますので、分割払いを希望の方は所持しているクレジットカードを使いましょう。
- Apple Pay
- クレジットカード
- Apple Storeギフトカード
- 銀行振込
- コンビニエンスストア払込
- 代金引換
- ショッピングローン
楽天モバイルという選択肢もあるよ
少し話はそれますが、iPhone13から楽天モバイルでも取扱が開始となっています。
新規+MNPであれば最大24,000円分の楽天ポイントもゲットできるので、Appleオンラインストアで購入するよりもお得です。
もし、「IIJmioじゃなくてもいいよー」という方は楽天モバイルも視野に入れてみてくださいね。
キャリアで購入したiPhone13もそのままIIJmioで使える
iPhone13の発売から少し経過すると『キャリアでiPhone13を購入したけど、やっぱりIIJmioへ乗り換えたい!』という方も増えてきます。
結論から先になりますが、キャリアで購入したiPhone13シリーズはそのままIIJmioで使えます。
以前はキャリアで購入したiPhoneにはキャリアのSIMロックがかかっていました。
それにより、申し込むプランとの組み合わせによっては事前にSIMロック解除が必要でした。
ですが、総務省からお達しでiPhone13シリーズより、キャリアで販売するiPhone13は最初からSIMロックがかかっていません。
以下画像はauで購入したiPhone13 miniが記載されているマイページですが、「SIMロック解除可否」の箇所が最初から『SIMロックがかかっていない端末』となっているので、最初からSIMフリーとなっています。
また、ドコモでも最初からSIMロックを解除しての受け渡しとなります。(2021年9月28日電話確認済み)
https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/
iPhone13シリーズはキャリア全てSIMフリーなので、簡単にIIJmioへ乗り換えることができちゃいますね!
手順②:MNP予約番号を取得する
他社で使っている電話番号をそのままIIJmioで使う場合には現在利用中の会社で「MNP予約番号」を発行してもらいます。
各社のMNP予約番号は以下のとおり。
docomo | ドコモスマホから「151」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My docomo」からの取得も可能 |
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au | auスマホ・一般電話から「0077-75470」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My au」からの発行も可能 |
SoftBank | SoftBankスマホから「*5533」へ電話をかける。一般電話からは「0800-100-5533」 |
楽天モバイル | 「my楽天モバイル」にアクセス>画面右上の三本線メニューから「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」 |
UQモバイル | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
Y!mobile | 「my Y!mobile」にアクセス>MNP予約関連手続きをタップする」→「注意事項確認」→「4桁の暗証番号入力」→「本人確認をする」→「MNP予約番号の発行」→アンケートに答える→「予約番号発行の転出時期を選択」→予約番号取得 |
LINEモバイル | 「LINEモバイルのマイページ」にログイン>「解約・MNP転出」を選択>「MNP予約番号発行を申し込む」を選択>アンケートに答えて「実行する」で完了 |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、IIJmioへMNP乗り換えをするにはこの有効期限が10日以上必要です。
最近はあまり言われませんが少し前まではMNP予約番号について電話をかけると、いわゆる「引き止め」が実際にありました。今ではahamoやpovo、LINEMOといったキャリアの新プランへの提案もありますが、IIJmioへ決めている方は一言「もう決めているので」と伝えれば必要以上の提案はありません。
手順③:IIJmioへ申し込む
上記でMNP予約番号を取得したらそのままIIJmioへ申込みましょう。
上記でも触れていますが、iPhone 13はIIJmioで扱うタイプD(ドコモ回線)・タイプA(au回線)・eSIMの全てに対応しています。
https://www.iijmio.jp/hdd/devices/
また、IIJmioの申込みの際に必ず以下の3つが必要になるので、事前に準備しておくと申込みがよりスムーズです。
- 本人確認書類(免許証や保険証)
- 引落用のクレジットカード
- IIJmioで登録するメールアドレス
IIJmioの申込み手順は以下のとおり↓
- 申込み前の確認(準備)
- 「事前支払いしたものはない(通常)」
- 「他社から乗り換え(MNP)」の選択
- SIMカードの種類の選択(nanoSIM・eSIM)
- プランの選択
- 回線タイプの選択
- 通話定額オプションの選択
- 利用者の選択(契約者本人)
- 端末の選択(※セット購入者はiPhone12を選択)
- オプションの選択
- 申込み内容の確認
- 重要説明事項2箇所にチェック
- mio IDの新規登録
- 基本情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 最終確認項目に全てチェックを入れる
- 完了
申込み箇所はIIJmioサイト内の「ご購入・お申し込み」から可能です。
セット購入者は申込みを進めて行くと途中で端末の選択が出てくるので「iPhone/iPad」を選びましょう。
「本人確認書類・クレジットカード」を事前に準備しておけば、後はネットショッピング感覚で申し込めるので、初めての方でも難しくありません。
実際の申込みレビューは別記事でまとめているので、申込み手順を知りたい方は参考にしてください。
申込み手続きが正式に完了すると利用開始に関するメールが届きます。
手順④:IIJmioの開通手続き(MNP転入)を行う
IIJmioのSIMカードが届いたら開通続きは以下の電話番号に電話をかけるだけで終了します。
- 0120-711-122
- 受付時間09:00~19:00(年中無休)
またその際には、乗り換え対象となる電話番号と、届いたIIJmioのSIMカードの識別番号(SIMカードの裏面に記載)下4桁の情報が必要になります。
IIJmioへの開通手続き(MNP転入)が完了すると、いままで使っていた携帯会社は自動的に解約となります。
IIJmioのAPNは1分もあれば完了する簡単な作業です。
手順⑤:iPhone13でIIJmioのプロファイルをインストールする
IIJmioへのMNP転入が完了したら最期にiPhone13でIIJmioのSIMカードが使えるように「APN」と呼ばれる初期設定を行います。
手順は以下のとおり↓
- Wi-Fi環境を確保する
- iPhone13の電源をOFFにして、SIMトレイを取り出す
- IIJmioのSIM台紙からnanoSIMサイズでカットする
- IIJmioのSIMカードをiPhone13のトレイに乗せたら再びセットする
- iPhone13の電源をONにする
- Safariブラウザで専用の「プロファイルインストールページ」を開く
- 最新のダウンロードファイルをインストールする
- インストール完了後、Wi-FiをOFFにして4G表示が出ればAPNは完了
iPhone13でIIJmioのSIMを使うには一番小さいサイズの「nanoSIMサイズ」を使うので、台紙から一番小さいサイズでカットします。
iPhone13の電源をOFFにしたら側面にあるSIMスロットを取り出します。
専用のSIMピンがなくてもクリップや画びょうで代用は可能です。
また、APNは電源オンの状態でも可能ですが僕はトラブル防止のために毎回OFFにしています。
IIJmioのプロファイルは「こちら」のページからダウンロードしますが、必ずSafariブラウザからページを開きましょう。
後は流れにそってプロファイルをインストールすれば完了です。
インストール後はWi-FiをOFFにしてアンテナピクト横に「4G」が表示されれば無事に完了です。
因みに今では「IIJmioクーポンスイッチ」というアプリをインストールすれば、そちらからもAPN行えるので、好きな方を選んでくださいね。
以上で、iPhone 13を使ってIIJmioへ乗り換える手順は全て完了です。
IIJmioへ乗り換えるタイミングでiPhone 13に機種変更する方はデータ移行をしよう
IIJmioへ乗り換えるタイミングでiPhone 13を購入する方は必然的に「データ移行」を行います。(※新規の方は不要です)
過去に一度でもクイックスタートをやったことがある方は説明不要ですが、初めての方はレビューがあるのでそちらを参考にして頂けると幸いです。
また、LINEアプリのデータ移行は個別に旧端末側でデータ移行の手続きを済ます必要があります。
基本的にはLINEのアカウント設定を済ませて、トークのバックアップを行ってから「アカウント引き継ぎ」をONにすれば完了です。
LINEアプリのデータ移行手順は公式サイトで分かりやすく解説されているので、そちらを参考にしてください。
⇒ LINEアプリ移行手順解説(公式)
別ウィンドが開きます。
iOS15なら3週間iCloudストレージが使い放題に
いまはクイックスタートでのデータ移行が主流となってきていますが、この他にもiCloudを使ったデータ移行も可能です。
ですが、iCloudは初期状態ではたったの5GBしかなく、iCloudを使ってのデータ移行は一時的に容量を増やす必要があります。でも高いんです!
ですが、「iOS 15」では「新しいデバイスを購入」した際に、データ移行に必要な分のストレージを一時的に無料で提供されるようになりました。
Apple公式サイトでは「ストレージの容量が足りなくても、iCloudは一時的なバックアップを完了するために必要なストレージの容量を最大3週間、無料で提供すえる」すると述べられています。
https://www.apple.com/jp/ios/ios-15/features/
これなら一時的に課金しなくても大丈夫です!
- 旧iPhoneをWi-Fiネットワークに接続する
- 「設定」>「ユーザー名」の順に選び「iCloud」をタップ
- 「iCloudバックアップ」をタップ
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
- バックアップが終わるまで、Wi-Fiネットワークに接続しておく
- iPhone13の復元時にiCloudにバックアップしたデータを選択で復元
まとめ:IIJmioでiPhone 13を使う手順は簡単
以上がIIjmioでiPhone13を使う手順への乗り換え手順となります。
申込み自体はとっても簡単なので、ネットショッピングができる方であれば問題ないレベルです。
IIJmioは現在新プランの「ギガプラン」になったことにより、小量プランから20GB/2,068円(税込)とかなり割安で使えるMVNOです。
IIJmio自体老舗ですし、契約者数もトップクラスなので折り紙付きですね。