この記事はIIJmioから楽天モバイルへ乗り換える手順を実際の画像を交えて解説しています。
IIJmioをお使いの方は既に基本的なことはご存知かと思いますので、楽天モバイルへ乗り換えるのに必要な要点をまとめました。サラっと確認して頂けたら嬉しいです。
- IIJmioで使っているスマホをそのまま使うか、新しく購入するか決めておこう
- 端末をそのまま使う方はIIJmioでMNP予約番号を取得する
- 楽天IDを持っていない方は先に取得しておく(キャンペーンで必要になる)
- 楽天モバイルを申し込む(SIMのみ・端末セット)
- 楽天モバイルから荷物が届いたら回線切替をする
- 「SIMのみ」の方は楽天モバイルのSIMカードを入れ替えて回線切替をしてAPNをする
- 「端末セット」の方は回線切替をすれば完了
- Rakuten Linkの初期設定をする
それでは、いってみましょう。
目次
手順①:楽天モバイルで使える端末をチェックしておこう
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える前にチェックしておくことがあり、楽天モバイルへ申込む方は以下のパターンに分かれるかと思います。
- 楽天モバイルへ乗り換えると同時に端末も一緒に購入する方
- IIJmioで使っている端末をそのまま使う方
[①]の場合、楽天モバイルで販売している端末は当たり前ですが全て楽天モバイルの通信回線に対応しているので、特に何も心配する必要はありません。
以下から楽天モバイルでセット購入できる商品ページで好きな端末を選んでください。
注意するのは[②]です。
IIJmioで使っているスマホをそのまま楽天モバイルで使う方は以下の3つのパターンに分類されます。
- IIJmioでキャリア版のスマホを使っている方 ⇒ SIMロック解除が必要&楽天回線に対応しているか確認
- IIjmioで購入したiPhoneを使っている方 ⇒ iPhone 6s(iOS14.4以上)以上
- IIjmioで購入したAndroidスマホを使っている方 ⇒ 楽天モバイル回線に対応しているか確認
それでは1つずつ確認していきましょう。
確認①:キャリア版を使っている方の場合
このパターンは過去に「キャリアからIIJmioへ乗り換えた方」が該当します。
既に使っているスマホがSIMロック解除済みであれば何の問題もありませんが、もしSIMロック解除していないと楽天モバイルで使うことはできません。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/sim/
⇒ 「お使いのスマホそのままで楽天モバイルのSIMを使う方法」を確認(公式サイトへ)
また、楽天モバイルはキャリア版でも「楽天回線に対応しているスマホ」でないと利用不可となっています。
楽天モバイルの利用可能機種は専用ページで確認できるので、こちらも合わせて申し込む前に一度チェックしておきましょう。
2022年11月現在:3社とも解約後でもSIMロック解除は可能
数年前は解約後90日以内・または100日以内というルールがありましたが、現在(2022年11月時点)では解約後もSIMロック解除が可能です。
- ドコモ ⇒ dアカウントがあればオンライン、なければ店頭のみ
- au・ソフトバンク ⇒ 店頭のみで可能
また、SIMロック解除の手続きの際は本人確認書類と手数料3,300円が必要になるのも覚えておきましょう。
IIJmioでは同じ回線を使っているとSIMロック解除しなくても使えるケースがあるので、もしSIMロック解除をしていない方は楽天モバイルへ申し込む前にSIMロック解除をしておきましょう。
確認②:IIJmioでiPhoneのセット購入をした方の場合
IIJmioで販売しているiPhoneは中古ですが、既にSIMロック解除がされいているiPhone(もしくはSIMフリー版のiPhone)なので、そのまま楽天モバイルで使うことが可能です。
IIJmio公式サイトにもiPhone・iPad製品の説明に「SIMロック解除済み」と記載されています。
確認③:IIJmioでAndroidスマホのセット購入をした方の場合
https://www.iijmio.jp/device/index.html
楽天モバイル独自の楽天回線を使っているので、IIJmioで購入した端末が楽天回線(楽天の対応バンド)に対応していないと利用することができません。
主に人気のPixel、AQUOS、OPPO、HUAWEIなど最近の新しい機種は対応していることが多いですが、1年以上前に購入したスマホは要チェックです。
ご自身のスマホを調べたい時は楽天モバイルの動作確認ページでチェックしておきましょう。
端末の準備ができたら、次はIIJmioで乗り換えに必要な「MNP予約番号」を発行しましょう。
手順②:IIJmioからMNP予約番号を取得しよう
2023年5月24日より「MNPワンストップ」が開始となり、MNP予約番号の取得なしで楽天モバイルへの申込みが可能となります。(※通信事業者サイトのログインが必要となりますので、ログインに必要な情報を準備しておきましょう)
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/mnp/fast-convert/
——-
楽天モバイルで利用可能な端末の確認が出来たら次は、IIJmioからMNP予約番号を取得します。
過去にキャリアからIIJmioへ乗り換えた方であれば既にご存じかと思いますが、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える時もキャリアの時を同じように「MNP予約番号」を取得します。
IIJmioでのMNP取得手順の流れは以下のとおりです。
IIJmioのマイページへログイン
↓
「MNP予約番号発行・確認」
↓
「申込み」をタップ
↓
「MNP予約番号発行・確認」をタップで確認完了
↓ ↓
※MNP予約番号発行手順はたまにページがリニューアルされると同時に変更になる場合があります。
その時はAIチャットを使うとMNP予約番号発行の直URLを教えてくれるので活用してください。
IIJmioにてMNP予約番号を発行する際の注意点
IIJmioでMNP予約番号を発行する時の注意点は以下のとおり。
- MNP予約番号の発行は最大で4日かかることがある
- MNP転出が完了すると電話番号1つにつき3,300円(税込)がかかる
- (2021年4月1日(木)以降はMNP転出手数料が無料)
- MNP転出に伴いサービスを解約される場合、転出月のご利用料金は月額料金満額の支払いとなる
- MNP転出する時にはIIJmioモバイルサービスでの契約者名義での転出になる
- 2019年9月末日より前に申し込んだ方は、申込みから12ヵ月以内だと契約解除料金(違約金)が発生する
発行までに最大で4日かかることがあるので、月末までにMNPしたい人は早めに取得しておきましょう。
IIJmioの公式サイトにもMNP転出について記載はあるので、現ユーザーは確認しておきましょうね。
https://help.iijmio.jp/s/article/000001788
手順③:楽天モバイルへ申し込む
IIJmioからMNP予約番号を取得したら、次は楽天モバイルへ申し込みます。
IIJmioからの端末持ち込みの方は「SIMカードのみ」を申し込み、端末のセット購入なら「SIMカード+端末」で申し込みます。
また、楽天モバイルへ申し込む際には以下の5つが必ず必要になるので、最初から準備しておくと申込みがよりスムーズです。
- MNP予約番号
- 楽天ユーザーIDとパスワード
- クレジットカード
- 本人確認書類(免許証や保険証など)
- メールアドレス(楽天IDで使っているやつでOK)
過去にIIJmioを申し込んだ方であれば基本的な部分は既に経験済なので、初心者と比べればハードルはかなり低いので特に心配は不要かと思います。
楽天モバイルの申し込み手順は公式サイトでも紹介されていますし、当サイトでもレビューがあるので合わせて参考にしてください。
⇒ 申込みの流れについての確認はこちら(楽天モバイル公式サイトへ)
手順④:IIJmioから楽天モバイルへ回線切替を行う
楽天モバイルから荷物が到着したらいよいよIIJmioから楽天モバイルにMNP転入を行います。
楽天モバイルのMNP転入手順は以下の5ステップで完了します↓
①お手持ちのスマホやPCから「my 楽天モバイル」へアクセス
↓
②「my 楽天モバイル」内の右上にあるメニューをタップ
↓
③「お申し込み履歴」を選択
↓
④該当する申込み番号をタップ
↓
⑤「MNP転入する」をタップで完了
マイページ(my楽天モバイル)に入ると以下画像のように「MNP転入する」という項目があるので、そちらをタップするだけで完了します。
このMNP手順は同封されているスタートガイドにも記載されています。
楽天モバイルの公式サイトでも専用のページが用意されているので、先に確認しておきたい方は以下から確認しておきましょう。
また、MNP開通するタイミングは開通手続きする時間で当日中か翌日かに分かれます。
受付時間 | MNP完了時間 |
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌日9:00以降 |
当日中に完了させたいのであれば夜9時までに行いましょうね。
そして、IIJmioから楽天モバイルへ電話番号が切り替わった時点で、IIJmioは自動的に解約となります。
https://help.iijmio.jp/s/article/000002074
※公式サイトではIIJmioのSIMカードを返却しなかった場合のペナルティなどはありませんが基本返却しましょう。
IIJmioのSIMカードは以下の住所へ返送しましょう。普通郵便で大丈夫です。
〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1
東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内
IIJ モバイル 解約受付センター
TEL:0570-09-4400
また、最後の請求日に「MNP転出手数料: 3,300円(税込)」が追加されます。
手順⑤:楽天モバイルに必要な初期設定をする
IIJmioから楽天モバイルへ回線が切り替わったら最後にAPN(ネットワーク通信設定)を行います。
IIJmioの時はAndroidスマホであれば「APN情報の入力」を。iPhone・iPadであればIIJmio専用のプロファイルをインストールしていましたが、楽天モバイルは少し異なります。
難しくはないのでその辺は安心して大丈夫ですし、公式サイトにも専用のページが用意されています。
APNのレビューはこちら↓
以上で、無事に楽天モバイルへMNPが完了しインターネット接続も完了です。
手順⑥:最後にRakuten Linkの初期設定を済ませておく
楽天モバイルは専用の通話アプリ「Rakuten Link」を経由して通話をかけるのが基本となっています。
「Rakuten Link」経由での通話なら国内通話は全て無料になりますが、デフォルトの通話アプリから行うと従来の30秒/20円の通話料金が発生するので注意しましょう。
また、「Rakuten Link」は楽天モバイルが行っているキャンペーンの適用条件になっていることが多いので、楽天モバイルの利用が開始となったら同日にインストールして認証を行ってください。
「Rakuten Link」に関しては別記事で詳しく解説しているので、合わせて参考にして頂けると幸いです。
直接楽天モバイル公式サイトで確認したい方はこちらからどうぞです↓
IIJmioで使っていたスマホをそのまま楽天モバイルに乗り換える方はSIMカードを挿し換えるだけで中身はそのままだよ
IIJmioで使っていたスマホをそのまま楽天モバイルで使いたい方はSIMカードを挿し換えてAPN設定をするだけで完了です。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるっていうことは、「今まで使っていた通信回線が変わるだけ」なので、スマホに保存されている写真やデータ、アプリなどはそのまま使えるので特に何もする必要はありません。
旧iPhoneから新iPhoneへデータを移したい方は、クイックスタート&データ転送を利用しよう
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えるタイミングでSIMフリーのiPhoneなどを購入する方もいるかと思います。
その場合はお馴染の「クイックスタート」を使えば簡単にデータ移行が可能です。
クイックスタートに関しては僕が実際に行ったレビューも書きました。全ての流れを画像付きで作成したので合わせて参考にして頂けたら嬉しいです。
↓ ↓
また、Android端末はアプリを使えばデータ移行は簡単です。
レビューもあるのでAndroidスマホを検討中の方はぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
まとめ:IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えはとても簡単
以上がIIJmioから楽天モバイルへのMNP乗り換え手順でした。
文章にすると少し長くなりますが、この記事を読んでいる方は一度IIJmioへ申込んでいるので楽天モバイルへの転入手続き自体は簡単です。
楽天モバイルは格安SIM(MVNO)とは異なりますが、料金プランのアップデートやキャンペーンに力を入れてるので、IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えを検討している方はこの記事を参考にして頂けると嬉しいです。
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