この記事はLINEが提供する格安SIM(LINEモバイル)の特徴について実際の画像を交えて解説している特化記事です。
また、当サイトのポリシーとして、ネットでかき集めた情報を掲載するのではなく、僕自身が体験した情報だけを掲載しています。
2021年3月31日11時で新規受付終了
現在はLINEMOで3GB/990円!
目次
- 1 LINEモバイルについて
- 2 LINEモバイルの料金プランについて
- 3 LINEモバイルは「カウントフリー」で指定されたアプリのデータ消費がノーカウントに!
- 4 LINEモバイルの最低利用期間(縛り)と違約金について
- 5 LINEモバイルに新しく加わった、ソフトバンク回線について
- 6 格安SIMで唯一のLINE年齢認証とID検索ができる
- 7 通話アプリ「いつでも電話」で通話料が半額に
- 8 新品のiPhoneを購入する場合、キャリアとLINEモバイルどっちが安い?
- 9 LINEモバイルでもSIMフリー端末のセット購入は可能だよ
- 10 乗り換えはとっても簡単!キャリアからLINEモバイルへ乗り換える手順を解説するよ
- 11 まとめ:LINEモバイルはSNSユーザーに強い味方!データフリーでもっとお得に活用しよう
LINEモバイルについて
冒頭でも少し触れましたが、LINEモバイルはあの「LINEアプリ」で有名なLINEが提供する格安SIMです。
また、LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクのキャリア回線全てが利用できちゃいます。
LINEモバイルの特徴を簡単にまとめると以下ことが挙げられます。
- 親会社が超有名
- 対象のSNSアプリにかかる通信量をカウントしない「データフリー」サービスがある
- ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の全てを扱う
- 格安SIMで唯一のLINE年齢認証とID検索ができる
- 格安SIMの中で通信速度は速い方
- 余ったデータ容量を翌月末まで繰り越せる
- テザリングがタダで使える
- 毎月の支払いの一部がLINEポイントでもらえる
- クレジットカードがなくても契約できる
全部書き出すとキリがありませんので、ポイントを絞って解説していきますね。
LINEモバイルの料金プランについて
【お知らせ】
LINEモバイルは2020年2月19日より新料金プランへと変更になりましたので、2月19日以降に新規申し込む方は全員新料金プランでの契約となります。
また、この記事では新料金プランをベースに解説しています。
LINEモバイルの料金プランは、ベーシックプランの1種類のみ。ここに、自分に必要なデータフリーオプションを付けていくスタイルになります。
↓ ↓
+
LINEモバイルの新料金プランに関しては、以下記事にて詳しくまとめていますので合わせて参考にして頂ければ幸いです。
新規申込み時にかかる費用は?
LINEモバイルへ新規申込みする際には、以下2つの費用が別途かかります。
- 登録事務手数料:3,000円
- SIMカード発行手数料:400円
LINEモバイルは「カウントフリー」で指定されたアプリのデータ消費がノーカウントに!
LINEモバイルはLINEやTwitterなど主要SNSアプリのデータ通信が発生しない「データフリー」という機能があります。
それでは、データフリーについて要点を確認していきましょう。
データフリーとは
データフリーとは、一定のSNSアプリにかかるデータ通信をカウントしない機能です。
LINEモバイルでは、全プランにLINEデータフリーが無料でオプションとして付けることが可能です。
追加でLINEアプリ以外のSNSアプリや音楽配信サービスをデータフリーにしたい場合のみ、別途データフリーオプション加入が必要となります。
データフリーオプションは以下の3つです。
↓ ↓
データフリーオプション | ||
オプション名 | 対象サービス | 金額/月 |
LINEデータフリー | LINE | 0円 |
SNSデータフリー | LINE、Twitter、Facebook | 280円/月 |
SNS音楽データフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC | 480円/月 |
例えば、基本のデータ量は3GBを契約し、月額280円のSNSデータフリーに加入したとします。すると、LINE、Facebook、Twitterの3つのサービスを利用した時にかかる通信量は、基本プランの3GBには含まれません。
Twitterなどのヘビーユーザーにもなれば、SNSだけで月3GB以上消費している方も多いので、これらがカウントフリーになれば基本料金プランを1つ下げることも可能です。
LINEモバイルの最低利用期間(縛り)と違約金について
2020年2月19日以降の新料金プランでは、音声通話SIMの最低利用期間(縛り)はありません。ただし、解約や他社へMNP乗り換えする際にはプラン一律で1,000円の契約解除料金が発生します。
項目 | 金額 |
最低利用期間 | なし |
契約解除料 | 一律1,000円 |
旧プランを利用中の方であれば12ヶ月を経過した時点で何時でも好きな時に0円で解約またはMNP乗り換えができるので、旧プランをご利用中の方はそのままにしておくのもありです。
データSIMとデータSIM(SMSあり)には解約手数料はありませんが、解約後はSIMカードを指定の住所に返送する必要があります。
272-0001
千葉県市川市二俣678-55
ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟
LINEモバイル株式会社 返却窓口
LINEモバイルの解約方法について
LINEモバイルの解約手順は以下の通りです。
1. PCまたはLINEモバイル公式アカウントからマイページにログイン
2. 「データ残量」>「解約・MNP転出」>「解約する」の順番で進む
3. 解約完了後、指定の住所に返却する
実際の解約の仕方は別ページで画像付きで解説しているので、そちらをご参考にして頂ければ幸いです。
LINEモバイルに新しく加わった、ソフトバンク回線について
2018年7月2日より、LINEモバイルに新しくソフトバンク回線が加わりました。主な特徴は以下の通りです。
- 料金プランは従来と同じ金額
- ソフトバンク版iPhone5s以降がSIMロック解除なしで使える
- テザリング機能も利用可能
ソフトバンク回線を扱った格安SIMは、ドコモ系やau系の格安SIMよりもプラン料金が約1.3倍ほど高いのがネックでしたが、LINEモバイルは従来のドコモ回線と同じ料金で使えます。
ソフトバンク版iPhoneがSIMロック解除で利用可能!
もう1つが、SIMロック解除なしで使える。という点になります。
これまで、ソフトバンク版のiPhoneはSIMロック解除を行わないとLINEモバイルは使えませんでしたが、ソフトバンク回線の扱いと共に同回線を選べばSIMロック解除なしでそのまま使えます。
ソフトバンク版のiPhoneでLINEモバイルのドコモ回線を使いたい時はSIMロック解除は必要です。
【LINEモバイル×ソフトバンク回線SIM】は別ページで詳しくまとめましたので、そちらを参考にして頂ければ幸いです。
格安SIMで唯一のLINE年齢認証とID検索ができる
以外と知らない方が多いのですが、格安SIM(MVNO)でLINEを使う場合、「年齢認証」ができないので「ID検索」と「電話番号検索」が使えません。
そーなんです。
LINEモバイルとY!mobile以外の格安SIMでID検索を行おうとすると、以下のような画面になります。
本来、LINEの年齢確認は、大手キャリアと協力して行なっています。
LINEの年齢確認は、キャリアのマイページにログインさせ、携帯利用者が大手キャリアと契約した時の年齢と照合しているのです。
なので、18歳以上であっても格安SIMユーザーはLINEの年齢認証ができません。LINEと各MVNOでシステムが連携していないからです。
この時LINEモバイルユーザーは、上図の「LINEモバイルをご契約の方」をタップすると、「利用コード」を入力することにより、ID検索が使えるようになります。
僕自身はほとんどID検索を使わないので支障はありませんが、中学生などは学校にスマホを持って行くことができないので、よく「これ私のLINE IDね」と紙を渡されたりするので、ID検索はよく使うみたいです。(娘を持つ親目線)
通話アプリ「いつでも電話」で通話料が半額に
格安SIMは本来の通話料金は30秒/20円でカウントされますので、頻繁に電話をかける方は注意が必要です。
ですが、LINEモバイルであれば「いつでも電話」を利用して発信するか、音声通話の発信時に「0035-45」を電話番号の先頭に付けて発信することで通話料が半額の30秒10円に抑えられます。
ただし、「0035-45」はプレフィックスと呼ばれるインターネット回線を利用した通話なので、110番や119番といった特殊な電話番号にはかけられません。
頻繁に通話をかける方は、10分かけ放題オプションに加入しよう
格安SIMでは定番になっていますが、月額880円で10分かけ放題オプションに加入できるので、通話が多い方(月45分以上かける方)はオプションに加入した方が安くなります。
新品のiPhoneを購入する場合、キャリアとLINEモバイルどっちが安い?
大手キャリアの場合だと、ほとんどが基本料金とiPhone8のセットで月額料金を支払っていますよね。
ここまで紹介したLINEモバイルの料金プランには、端末代金は含まれていません。新規でiPhoneを購入する場合は、
LINEモバイルの料金 + 端末代=毎月支払う金額
となります。
では、LINEモバイルで運用すると、キャリアと比較した場合どのくらい安くなるかを表にして確認してみましょう。
ドコモでiPhone8 (64GB)を購入し、2年間使った時の合計金額
月額 | 2年総額 | |
iPhone8 24回払い | 3,699円 | 88,776円 |
基本料金 | 7,560円 | 181,440円 |
(カケホーダイライト) | (1,836円) | |
(ベーシックパック~5GBまで) | (5,400円) | |
(spモード) | (324円) | |
月々サポート | -2,403円 | -57,672円 |
合計金額 | 8,856円 | 212,544円 |
AppleでiPhone8 (64GB)を購入し、LINEモバイルで2年間使った時の合計金額
月額 | 2年総額 | |
端末代金 | 3,546円 | 85,104円 |
基本料金 5GBプラン | 2,397円 | 57,528円 |
かけ放題 | 950円 | |
合計金額 | 6,893円 | 165,432円 |
同じiPhone8を新規購入したとしても、毎月の基本となるデータ容量が安い分、LINEモバイルの方が2年間で47,112円の節約になります。
また、「通話はほとんどかけない、LINEで十分」という方であれば、かけ放題は不要となりますので、端末代金85,104円+57,528円=142,632円で運用でき、69,912円と約7万円まで節約が可能です。
LINEモバイルでもSIMフリー端末のセット購入は可能だよ
LINEモバイルでは格安SIMと一緒に最新のSIMフリー端末もセット購入が可能です。
タイミングによっては、端末の値引きキャンペーンもありますので、詳細は「キャンペーンページ」で確認して頂ければ幸いです。
乗り換えはとっても簡単!キャリアからLINEモバイルへ乗り換える手順を解説するよ
ここから【後編】になります。
初めてキャリアからLINEモバイルへ乗り換えるする方は多少の不安はあるかと思いますが、乗り換え自体は全部で5つの手順で完了します。
- LINEモバイルに乗り換える事前準備
- MNP予約番号の取得方法(新規の方は不要)
- LINEモバイルへの申込み手順
- MNP切替(新規の方は不要)
- APN設定
Step1 LINEモバイルに乗り換えるための事前準備をしよう
LINEモバイルに乗り換える際に必ず必要になるものが3つあります。
事前に準備しておけばよりスムーズに乗り換えることができるので予め準備しておきましょう。
1つ目 MNP予約番号
MNP予約番号とは、いまお使いの電話番号をそのままLINEモバイルでも使えるようにする「引換券」のようなもので、各キャリアに電話をかけ10分程度で簡単に取得できます。
2つ目 本人確認書類
LINEモバイルに限らず、格安SIMへの申し込みは基本本人のみとなっています。
代理で申込む場合は必ず補助書類の提出が義務付けられている他、申込み内容と本人確認書類(免許証・保険証など)の情報が異なると申込み後キャンセル扱いになる場合があるので、入力ミスが無いように最終申込みの前に最低一度はチェックをしましょうね。
3つ目 クレジットカード
LINEモバイルの支払い方法は、クレジットカードの他に「LINE Payカード」が使えますが、LINE Payカードは銀行口座からチャージした電子マネーによって支払うという、ちょっと分かりずらい構造になっているので、個人的にはクレジットカードでの支払いをお薦めします。
また、口座振替には対応していません。
補足 LINEモバイル専用のエントリーパッケージ
LINEモバイルにはMNP転入手数料(初期事務手数料)が無料になるエントリーパッケージ(別名:エントリーコード)という便利なものがあります。
正確にはAmazonなどで割安で購入するので、その差額分がお得になる金額となります。
また、エントリーパッケージは既存のキャンペーンと併用できないことが多いので、その時でお得な方を選ぶのが得策です。
エントリーパッケージについては別ページでレビューしているので、そちらを参考にしてください。
https://www.ispr.net/sim/linemobile-entrypackage/
ただし、エントリーパッケージと公式で行われているキャンペーンとの併用はできないことが多いので注意が必要です。
Step2 キャリアからMNP予約番号を取得しよう
次に先ほど少し触れた「MNP予約番号」を取得していきます。
キャリア別のMNP予約番号取得方法は、以下の各キャリアの専用電話番号に電話をかけます。
・ドコモ:ドコモの携帯から151
・au:auの携帯から0077-75470
・ソフトバンク:ソフトバンクの携帯から*5533
※受付時間は午前9時〜午後8時で共通
店舗の場合は土日は混みあうため、1時間~2時間かかることも多々あります。MNP予約番号の取得は10分程度で簡単に取得できてしまうので個人的には、電話での取得をおすすめします。
電話に応対してくれたオペレーターの方に「MNP予約番号の発行をお願いします。」と伝えればそのまま手続きに入ります。
その際、「氏名・生年月日」「MNPする電話番号・暗証番号」など確認されるので答えられるようにしておきましょう。暗証番号は忘れてしまっても本人確認で通ります。
最終的に、
- MNP(解約)に伴う説明
- MNP転出手数料3,000円の説明
- 違約金の説明(契約更新月以外の方)
- 端末残金の一括か分割か(残金が残っている方)
- 簡単なアンケート
これら10分程度の後に、「MNP予約番号」と「MNP予約番号の有効期限」が伝えられます。
また、希望すれば以下の画像のようにSMSでも受け取れますが、一応メモの準備はしておきましょう。
MNP予約番号の有効期限についての注意
結構間違いしてしまう方が多いのですが、発行されたMNP予約番号には「有効期限」が設けられています。
この有効期限はキャリア共通で15日間ですが、LINEモバイルはこの有効期限の残日数が10日以上残っていることが条件となっています。
発行された予約番号の有効期限が15日であっても、10日以上残ってないとLINEモバイルに申込むことはできませんので、余裕を持って発行してもらったら2日以内には申込んじゃいましょう
★万が一MNP予約番号の有効期限が切れてしまっても無料で再発行が可能です。「MNP予約番号の再発行手続きを解説各社ごとの有効期限も一発で確認」こちらの記事でも掘り下げて解説しています。
これでMNP予約番号の取得は完了です。
Step3 LINEモバイルに申込もう
準備が整ったらLINEモバイルへ申込みます。
申し込み自体はネットショッピングのような感覚で申込めるので特に難しくありません。
Step4 MNP回線切替を行おう
LINEモバイルからSIMカードが届いたら、いよいよキャリアから回線切替を行います。(※新規申込みの方は不要です。)
開通手続きは「Web」と「電話」の2種類。
Webからは、マイページの契約情報確認にある「利用開始手続きをする」よりお手続き可能です。
電話からは、以下の番号にかけるだけでOKです。
- 利用開始手続き窓口 0120-889-279
- 受付時間 10:00-19:00(年中無休)
Step5 APN設定を行おう
MNP切替が完了したら最後にLINEモバイルが使えるように「APN」と呼ばれる簡単なネットワーク設定をを行います。
APN設定は5程度で終わる簡単な作業ですが、iPhoneとAndroidで設定の仕方が異なるので、こちらも別ページでそれぞれ実際の画像付きで詳しくまとめましたので、LINEモバイルからSIMカードが届いたら是非参考にしてくださいね。
まとめ:LINEモバイルはSNSユーザーに強い味方!データフリーでもっとお得に活用しよう
以上がLINEモバイルの特徴や、料金プラン、申込みなどについて解説しました。
LINEモバイルはデータフリー対象サービスならデータ容量を使い切ったとしても速度制限がかからないので、高速で使い続けることができてとても便利です。
特にSNS利用の多い中高生には心強い格安SIMだといえます!
ソフトバンク回線も新たに加わり、既存のソフトバンクユーザーもSIMロック解除なしで簡単にMNP乗り換えができるのも嬉しいですね♪
LINEモバイルは全体的にシンプルな申込み画面となっていますので、申込みで困る箇所はほとんどない印象を受けました。
もし、何か不明や「子供に使わせたいけど、この部分がちょっと分からない。」という疑問がありましたら、何でもご相談に乗りますので「お問合せ」からメールを頂ければ幸いです♪