この記事では楽天モバイルのオリジナルスマートフォン「Rakuten Hand(楽天ハンド)」の基本スペックや性能をレビューしていきます。
申込みの流れや利用するまでの流れも紹介しているので、参考になれば幸いです。
目次
Rakuten Handのスペック・性能
・楽天モバイルオリジナルモデル!
・5.1インチ
・有機EL(1520 × 720ドット)ディスプレイ
・バテリー容量は2750mAh
・SoCに「Snapdragon 720G」
・OSはAndroid 10
・ストレージはRAM4GB/ROM64GB
・eSIM限定モデル、物理SIMは非対応
・4G専用機で5Gには対応していないよ!
・広角 + 深度のデュアルカメラ
・サイズは138 × 63 × 9.5mm
・IPX52の生活防水レベル
・おサイフケータイ、NFC、指紋認証、顔認証の利用も可能
・重さは129g
・カラーはクリムゾンレッド、ホワイト、ブラック
・端末セットのキャンペーンあり!
「Rakuten Hand」は既に発売している「Rakuten mini/Rakuten BIG」と同じの楽天モバイルオリジナルスマートフォンとなります。
ディスプレイは約5.1インチと手にスッポリ収まるサイズ感。Rakuten miniも個人的には好きでしたが、実際にRakuten Handを手にして実用性はこっちだと実感しました。
また、筐体自体が小さいので画面解像度は1520 × 720ドットですが、何と有機ELディスプレイ搭載なので普通に綺麗で全く気になりません。
改めて『有機ELディスプレイって凄い!!』と実感しました。
メイン仕様は、SoC(CPU)が「Snapdragon 720G」と最近の楽天モバイルで販売される機種(AQUOS sense4 lite/sense4 plus)と同じ性能を積んでいます。
この他にも「Snapdragon 720G」は人気の「Redmi Note 9S」と同じ性能なので、この辺りの向上は嬉しいですね
メモリーは4GB、内蔵ストレージが64GB。カメラ機能は、アウトカメラが約4,800万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位)のデュアルとなっており、インカメラが有効約1,200万画素。
OSは「Android 10」がインストールされています。
また、バッテリーは2750mAhと大容量で、連続待受時間は約1020時間、連続通話(通信)時間は約63.3時間(いずれもLTE)。
んでもって、IPX52相当の防水性能、に加えて、おサイフケータイ、NFC、指紋認証、顔認証の利用も可能と完全に日本人向けに作られています。
本体サイズは約138 × 63 × 9.5mm重量は約129g。ボディカラーはクリムゾンレッド(楽天モバイル限定色)、ホワイト、ブラックの3色展開です。
Rakuten Miniの時はレッドだったので今回はホワイトを購入しました。
背面はツルツルのガラス加工(強化プラスチック?)で真っ白というよりも「シルキーホワイト」という方が合っているかもしれません。
▲筐体自体は金属加工となっており、右側面部は電源ボタン、音量キーが設置されています。左側は何もありません。
▲上部は3.5mmのイヤホンジャック
▲下部はスピーカー、USB Type-C端子が設置されています。因みに急速充電には非対応です。
▲背面には中央部分に楽天マークがあり、その下におサイフケータイを使うことができる証でもあるFelicaのマークが刻印されています。
「Rakuten Hand」は今どきのベゼルレスではなく上下に余白ベゼルがあるので好みが分かれるかと思いますが、個人的には気に入っているので、これで18,182円(税込)はかなりコスパが良いと感じます。
▲絶妙なサイズなので文字も打ちやすいです。
▲ゲームやコミックアプリも気軽に楽しめるサイズ感が何かツボりました笑
▲Rakuten Miniと並べてみましたが、やっぱりミニは小さかったです笑
「Rakuten Hand」の通信周辺も確認しておこう
「Rakuten Hando」は楽天モバイルオリジナル機で、eSIM専用となっているので物理的なSIMカードを挿すことはできません。
また、楽天モバイルオリジナル機というのもあって、他キャリアの通信回線を使う時に必要名重要なバンドに非対応が多いため楽天モバイル以外での利用には不向きです。(※Wi-Fi環境下だったら普通に使えます)
今後機種変更する際に物理SIM(nanoSIM)が必要な場合は「my 楽天モバイル」から0円でSIMカード変更も可能です。
SIMカード交換申請から早いと2日後には届きます。
「Rakuten Hand」のカメラのスペックについて
Rakuten Handの基本スペックは以下のとおりです。
- 広角カメラ:4,800万画素・F/1.8
- 深度カメラ:200万画素・F/2.4
- フロントカメラ:1600万画素・F/2
- デジタルズームで4倍望遠まで対応
- HDR撮影に対応
- 撮影モード:ビデオ、写真、ポートレート、夜景(AI認識)、美顔モード
- ビデオ解像度:1080P/30FPS、720P/30FPS
- 手ブレ補正:設定項目なし
- AIカメラに対応
▼マクロも思ってたよりもずっと綺麗に撮影できます。
掲載画像はファイルの関係上圧縮しているので、オリジナル画質はコンテンツ用のインスタの方にアップしました↓
Rakuten Hand購入時の注意点について
「Rakuten Hand」をセットで申し込む際には、現時点(2021年1月)では、
- SIMタイプを「eSIM」で申し込む
- 端末でRakuten Handを選択する
とそれぞれ選択します。
その時、最初SIMタイプは以下画像のように「nanoSIM(物理SIM)」になっているので、必ず「eSIM」をタップして変更しておきましょう
そのまま選択すると、楽天アカウントを使って申込み内容の確認へと進みます。
その時に以下画像のように、「eSIM Rakuten UN-LIMIT V」と「Rakuten Hand」の2つが表示されていれば、ちゃんと両方の選択が完了している。ということが確認できます。
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※「Rakuten Hand」の専用ページから申し込むと最初からeSIM選択になっているので、心配な方は商品紹介ページから申し込みましょうね。
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VoLTEは楽天モバイル以外非対応だよ
もう1つの注意事項として、Rakuten Handは自社のVoLTE以外対応していません。
「VoLTE(ボルテ)」とは、高速モバイル通信「LTE」を使って音声通話をするというものになります。音声データをデジタルデータに変換しパケット扱いにして、LTE回線を使って通話をするというものです。仕組みは「050アプリ・LINE」などのIP電話に似ていますし、現在は多くのスマートフォンで採用されています。
楽天モバイル公式より引用(https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-hand/#spec)
現在では、多くの通信事業社がVoLTEに移行してきているので、ドコモ・au・SoftBank回線でVoLTEに非対応になっていると、音声通話が使えない可能性大になってしまうので半強制的にRakuten Handは楽天モバイルだけで使う。ということになります。
今後、Rakuten Handを持って他社へ乗り換えた時、データ通信やLINEなどの無料通話は問題ありませんが、通常の音声通話にリスクがあることは覚えておきましょう。
Rakuten Handの初期設定手順について
「Rakuten BIG」とeSIMを申し込むと別々に届くので、到着後ご自身で初期設定を行います。
とは言っても、Rakuten BIGを起動させて、台紙裏面のQRコードを読み込み、マイページへログインして、申込み番号をタップするだけで完了しちゃいます。
Rakuten BIGの初期設定手順は公式サイトにも専用ページが用意されているので、申込み後は以下ページで予習しておきましょう。
公式より引用(https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-hand/support/setting/)
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直接設定手順を確認したい方はこちら
> Rakuten Handの設定手順 <
[Rakuten Handの設定手順]
言語の設定
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利用するWi-Fiネットワークの設定
↓
アップデートの確認で数秒放置
↓
データ移行を行う方はここで「コピー」
↓
Googleアカウントの設定
↓
規約等の同意
↓
画面ロックなどの設定
↓
eSIM設定
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「my 楽天モバイル」へ
「my 楽天モバイル」へログインの後は「開通手続き」をタップすれば完了です。その他の設定は不要で、音声通話・データ通信も利用可能です。
初期設定が完了したら最後に「Rakuten Link」の初期動作もやっておきましょう。
楽天リンクは初回だけ電話番号認証と楽天IDでログインします。
楽天モバイル公式サイトでも初期設定手順の専用ページがあるので、合わせて参考にしてください。
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まとめ:楽天モバイルオリジナル機は向き不向きが分かれる端末としての満足度は高いよ
以上が「Rakuten Hand」の実機レビューでした。
Rakuten Handは5.1インチの有機ELディスプレイを搭載したコンパクトなスマートフォンです。
実際に使い始めてまだ数日ですが、この出来映えで税込2万円弱という価格はコスパ的に見ても満足度が高いスマホだと感じました。
また、端末自体が小さいので解像度も高くはありませんが、有機ELディスプレイを搭載しているので、正直下手なスマホより画面がメッチャ綺麗です。
SoC(CPU)が「Snapdragon 720G」と「AQUOS sense4 lite」などと同じ性能を積んでいるので、基本的な生活範囲であれば困ることはないでしょう。
今なら新規契約なら実質0円で購入できちゃいますし、3ヵ月間無料で使えるのでノリで申し込んでも全然アリですね。新規事務手数料も無料なので、金銭的リスクもありません。
※端末価格12,980万円(税込)⇒初めての申込みで最大12,980ポイント還元⇒実質無料
個人的には今回のキャンペーンで端末をどれにしようかと悩んでいるなら僕はRakuten Handを推奨します。
一方、デメリット・注意点として「Rakuten Hand」はeSIM専用機と限定なので他社での利用は今のところほとんど選択肢がありません。
仮に出てきたとしても、音声通話VoLTEが楽天のみなので、実質的な楽天縛りとなっています。
特に大きな拘りがなければ、問題ありませんが同じ楽天モバイル対応機種である「AQUOS sense4 lite」辺りを選ぶという選択肢もあるので、この辺りは好みになるかなと思います。
どちらも、楽天モバイルで行われるキャンペーン対象になる機種なのでタイミングが合った時はぜひ検討してみてくださいね。