この記事では、SIMフリーのAndroidタブレットを格安SIMで運用する方法・手順を紹介しています。
格安SIMは認知度が上がってきましたが、肝心の「SIMフリーAndroidタブレットってなに?」「どこで、どんなのを買うの?」と質問されることが多々あります。
しかも、Androidタブレットは格安SIMで使うとめっちゃお得なんです。
ということで、この記事さえ読めば、
- 実はタブレットは格安SIMで運用した方がメチャクチャお得なの知ってた?
- SIMフリー版のAndroidタブレットって何処で買うの?
- 格安SIMとセットで購入できるの?
- タブレット用の格安SIMってどうやって申込むの?
- 購入するにあたって、注意点は何?
- 初期設定はどうやるの?
が初心者の方でもちゃんとわかる構成になっていますので、SIMフリーAndroidタブレットを格安SIMで使いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね
タブレットで使いたいSIM会社 | |
---|---|
IIJmio | ギガプラン:2GB/748円~、eSIMは2GB/440円~、初期費用半額などのキャンペーンあり |
マイネオ | 1GB/880円~、eSIMプランはAプラン・Dプランのみ |
楽天モバイル | 段階制プランを採用、新規事務手数料も無料などのキャンペーンあり |
LINEMO | ミニプラン3GB990円〜利用可能。ミニプラン・スマホプラン共に新規申込みで大量のPayPayポイントがもらえるキャンペーンあり! |
その中から使って良かったものだけをレビューしているから、格安SIM選びの参考にしてね
格安SIM+SIMフリーAndroidタブレットのセット購入を希望する方は、以下ボタンから読み飛ばしができます。
目次
Androidタブレットは格安SIMで運用した方が断然お得
むしろ、タブレットこそ格安SIMで使うべきだよ
こちらの「タブレットは格安SIMで使った方がお得」という内容は既に以下記事の、iPadで触れていますが、キャリアで利用するよりも、格安SIMで使った方が運用コストや自由度の高さは格安SIMの方が断然上だと僕は感じています。
特に、これから新規でAndroidタブレットを使いたいと考えている方は、キャリアで申込むのではなくSIMフリーAndroidタブレット×格安SIMをオススメします!
キャリア契約のタブレットは単体契約は高すぎて無理!子回線契約にしてしまうと身動きが取りにくくなるよ
例えばドコモを例に挙げてみましょう。
ドコモでタブレットを利用する場合、選択できるのは以下の2パターンになります。
- ドコモ利用者 ⇒ データプラス
- タブレット単体契約 ⇒ ギガホ・ギガライトの契約のみ
データプラスはスマホで契約している主回線のデータ容量を分け合う形でタブレットが利用可能となっています。
月額1,000円で利用可能になるが、2年定期契約が付いているので契約期間内の解除はスマホ同様に違約金が発生するので注意しよう
一方、もしドコモでタブレットの単体契約をした場合は、上記のギガホ・ギガライトという利用プランを選択しなければなりません。
しかも!これはドコモの公式サイトで表示されているギガライトに関しては、あくまで家族3人以上で使った場合に限ります。
ということは、もし1人でタブレット単体契約を行った場合は1GB:2,980円かかります。
↓ ↓
だから必然的に、現在ドコモユーザーの人はドコモのタブレットをデータプラスで使っている人がほとんどなんじゃないかな!
格安SIMなら単体契約でも安く使える!しかも縛りは一切なしだよ
これが格安SIMの場合なら、「データSIM」というインターネット専用の格安SIMを使えば、ややこしいプラン関係なくシンプルに単体契約が可能です。
しかも、月額約900円で3GBも使えちゃいます。
うん。安い!!笑
・単体契約であればギガホもしくは、ギガライトを契約するしかない
・もし完全に1人の単体利用の場合は、1GB2,980円~と割高!
・ギガホ・ギガライト利用者であれば、データプラスが「2年定期契約」1,000円/月で使える
・しかし、データプラスの「2年定期契約」によって、契約更新月以外は違約金が発生する
・また、キャリアで購入したタブレットもSIMロックはかかっている
・データSIMの利用で3GB:約900円/月と安価で単独契約が可能!
・いつでも好きな時に解約できて、違約金も0円!
・名のとおり「SIMフリータブレット」なのでSIMロックはかかっていない
ところで、その単体契約で使うタブレットってどうやって用意すればいいんスか?
SIMフリーAndroidタブレットを別途購入する方の場合
まず、自分でタブレットを購入する方の一連の流れは以下のとおりです。
①SIMフリーAndroidタブレットを(家電量販店やネットで)購入する
↓
②格安SIM(データSIM)を申し込む
↓
③SIMカードが届いたらAPN設定をする
↓
以上!
もちろん、購入時の注意点もあるから一緒に確認していこうね
SIMフリーAndroidタブレットはどこで購入すればいいの?
これ、実は意外と質問が多いんです。
基本的にSIMフリー版のAndroidタブレットは、
- 家電量販店(ヨドバシカメラ、ヤマダ電気、コジマ、ソフマップなど)
- オンライン(価格ドットコム、amazonなど)
で販売しています。
僕はAmazonでも購入しますし、この後説明していきますがMVNOでセット購入もします。
⇒ AmazonでSIMフリーAndroidタブレットをチェックしてみる!
これって何買ってもいいんスか?
SIMフリーAndroidタブレットを自分で購入する時の注意点3つ
注意点1つ目:格安SIMで使うなら必ず「LTEモデル」を購入しよう
まず1つ目の注意点は、SIMフリー版(LTE版)とWi-Fiモデルとの違いです。
格安SIMで使うには、必ずSIMフリー版(LTE版)のAndroidタブレットを購入しなければなりません。
例えば、「HUAWEI MediaPad M3 lite 10」をAmazonで調べると、以下のように、
↓SIMフリー(LTE)版↓
と
↓Wi-Fiモデル↓
の2種類があります。
Wi-Fiモデルには、SIMカードの挿し込み口がないタイプ(Wi-Fi環境のみで使うタイプ)なので、格安SIMが使えません。
格安SIMで使う場合は必ず、「SIMフリー版(LTE版)」を購入しましょうね
2つ目:申込み時にSIMカードのサイズをチェックしておこう
格安SIM会社で「SIMカードのみ」を申込む時は、自分でSIMサイズを選択しなければなりません。
最近のAndroidタブレットはほとんどが「nanoSIM」を採用していますが、中には「microSIM」を使うものもあるので、注意しましょう。
↓ ↓
各社のレビュー記事でも、「申込みの手順」の中で紹介しているから是非、申込む前に一度参考にしてください!
3つ目:対応バンドは確認しておこう
最後に少しだけ難しい「対応バンド」のお話です。
実は、SIMフリー版のAndroidタブレットにはそれぞれ使える(キャリア)回線が機種によって異なります。
例えば、「MediaPad M3 lite 10」の対応バンドを公式サイトで確認すると、
- FDD- LTE: Band 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 19 / 20
- TDD- LTE: Band 38 / 40 / 41
となっています。
どうしても、対応バンドのお話しは少し難しいですが、LTEは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応。
3Gはメインバンドのバンド1、山岳帯や農村地区をカバーするバンド6/19に対応しており、LTE/3G共に必須のバンドは全て対応しているので必然的に「MediaPad M3 lite 10」はドコモ系の格安SIMを使うことになります。
以下、各キャリア回線の対応バンドです。
↓ ↓
ドコモの対応バンド
バンド | 周波数帯 | 特徴 |
1 | 2GHz/2.1GHz | 本全国の広い範囲に届いているdocomoの主要周波数帯 このバンドに対応していない場合ドコモのSIMを挿して運用は難しい エリア対策用バンド |
3 | 1.7GHz/1.8GHz | 速度対策用に使われている周波数帯 東名阪(首都圏・中京圏・近畿圏)中心 |
19 | 800MHz | プラチナバンドと呼ばれているバンド 速度はでないが電波が届きやすく、広い場所をカバーできるエリア対策用バンド。 郊外・山間部・室内などで安定してつながるので対応しているアドバンテージは大きい |
21 | 1.5GHz | 東北・四国・北陸・北海道など地方都市が中心に使用されているバンド 東名阪でも使われている |
28 | 700MHz | ごく一部の地域でのみ使われているバンド |
ドコモ系の格安SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band19です。
Band1は全ての格安スマホで対応している基本的なバンドです。
auの対応バンド
バンド | 周波数帯 | 特徴 |
1 | 2GHz/2.1GHz | 通常エリア |
11 | 1500MHz | 使用範囲は狭い |
18 | 800MHz | auの主力周波数帯 |
26 | 800MHz | Band18か26のどちらかに対応していればok |
28 | 700MHz | プラチナLTEと呼ばれているバンド。対応している事が好ましい |
au系の格安SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band11、Band18、Band26です。Band26はBand5,6,18,19を含んでいます。Band18が入っていなくてもBand26に対応していれば、Band18を使うことができます。
重要なのはBand1とBand18(またはBand26)です。Band11は超地味な存在なのでなくても問題ないです。
ソフトバンク・Y!mobileの対応バンド
バンド | 周波数帯 | 特徴 |
1 | 2GHz/2.1GHz | 日本全国の広い範囲に届いているソフトバンクモバイルの主要周波数帯。このバンドに対応していない場合 ソフトバンクのSIMを挿しての運用は難しい。 |
3 | 1.8GHz | ワイモバイルの主要周波数帯。ソフトバンク・Yモバイルともに必須のバンド。 |
8 | 900MHz | プラチナLTEと呼ばれているバンド。対応している事が好ましい。 |
28 | 700MHz | プラチナLTE |
41 | 2.5GHz | SoftBank Airで主に使用している帯域 |
ソフトバンク系の格安SIMが主に使っているLTEバンドはBand1とBand3とBand8です。
Band1と3はほぼ全ての格安スマホで対応しています。Band8はたまに対応していない格安スマホがあります。
でも、実は迷った時は「ドコモ系の格安SIM」を選べばいいんだよ
対応バンドが難しければドコモ回線の格安SIMを使っておけば、まず間違いないよ!
そのタブレットがどの対応バンドに合っているのかを見極めるのは難しいですよね。
ですが、巷で販売しているSIMフリーAndroidタブレットのほとんどはドコモ回線の対応バンドに対応しているんです。
最近では格安SIM会社の動作確認にも、「どのキャリア回線が使えるのか」が全部記載しているから、昔よりは難しくなくなりました。
どうしてもAndroidタブレットの対応バンドが分からなかったりした時は、ドコモ回線の格安SIMを申込むか、「お問合せ」から僕にメールを頂ければ分かる範囲でお答えします!
自分でSIMフリーAndroidタブレットを用意した方の格安SIMの申込み方
大まかな流れは以下のとおりです。
- 引落用のクレジットカードと本人確認書類を用意していおく
- 希望する格安SIM会社でデータSIMを選択する
- 基本的な個人情報の入力、クレジットカード情報の入力を済ませ申し込みを完了させる
- SIMカードが届いたらタブレットにSIMカードを挿し、APN設定をして完了
各社、基本の流れは同じですが、申込み画面やデータSIMの名称(呼び名)がそれぞれ異なるので、気になる格安SIM会社があれば、直接実際の申込みレビューを参考にしちゃってくださいね
↓ ↓
(※全てiPadがベースになっていますが、申込み手順は同じです。)
格安SIMが届いたらSIMフリーAndroidタブレットにセットしよう
SIMカードが届いたらそのまま、タブレットに挿し込みます。
同封してある説明書にも書いてありますが、当サイトでもSIMカードの挿し方はレビューしているので、合わせて参考にしてくださいね。
↓ ↓
最後にAPN設定を完了させよう
SIMカードをセットしたら最後にAPNと呼ばれる「ネットワーク設定」を行います。
また、APN設定って名前は難しそうですが、5分もあれば終わる簡単な作業なので安心してくださいね♪
その時のキャンペーン状況で変わりますが、個人的には動作確認が豊富な「マイネオ」がオススメです。
SIMフリーAndroidタブレットをMVNOでセット購入する方の場合
数はスマホより多くはないけど、人気機種も扱っているし一度で完了するから気に入った機種があれば初心者はセット購入の方が簡単かな!
格安SIMとタブレットのセット申込みの基本的な流れは以下のとおりです。
①タブレットを扱っているMVNOで機種を選ぶ
↓
②届いたら即使える!
↓
以上!
また、最新や人気モデルを取り扱っているので、とっても簡単です。
↓IIJmio↓
https://www.iijmio.jp/device/air-u/atab_1.html
↓マイネオ↓
https://mineo.jp/device/other/lenovo-tab-m8/
セット購入の場合は最初から初期設定が完了しているところが多い!
また、タブレットとSIMカードの同時購入の場合は、最初からSIMカードが挿入されていて、APN設定も完了している格安SIM会社が多くみられます。
このことから、初心者さんはセット購入を推奨します。
まとめ:格安SIM×SIMフリーAndroidタブレットでもっと快適に
以上が、SIMフリーAndroidタブレットを格安SIMで使う手順や注意点の紹介でした。
- Androidタブレットは格安SIMで運用した方がキャリアよりもトータルコストを安く抑えられるよ
- 別途SIMフリーAndroidタブレットを購入して、格安SIMだけを申し込むことも可能!
- 初心者の場合は、セット購入した方がSIMカードのセットもAPN設定も完了しているので簡単だからオススメ!
単独購入も特に難しいことはありませんが、最近ではセット購入でも最新のSIMフリーAndroidタブレットが販売されているので、無理に別々に購入する必要はそこまでないかなと個人的には感じます。
先にSIMフリータブレットを用意する方は、格安SIMだけを申し込む形になるので、以下それぞれのMVNOレビューを参考にして頂ければ幸いです。
直接セットで購入したい方は、以下のMVNOであればセット購入が可能です。
タブレットで使いたいSIM会社 | |
---|---|
IIJmio | ギガプラン:2GB/748円~、eSIMは2GB/440円~、初期費用半額などのキャンペーンあり |
マイネオ | 1GB/880円~、eSIMプランはAプラン・Dプランのみ |
楽天モバイル | 段階制プランを採用、新規事務手数料も無料などのキャンペーンあり |
LINEMO | ミニプラン3GB990円〜利用可能。ミニプラン・スマホプラン共に新規申込みで大量のPayPayポイントがもらえるキャンペーンあり! |