この記事では、UQモバイルから発売された「AQUOS sense3 basic」の概要や設定手順などを実際の画像を交えてレビューしています。
「AQUOS sense3 basic」 は、5.5インチSHARP独自のIGZO液晶ディスプレイ(2160×1080)ディスプレイを搭載。SoC(CPU)はSnapdragon 630 オクタコア、RAM3GB、ストレージ容量は32GB、メインカメラは1200万画素カメラ搭載のミッドレンジクラスのSIMフリースマートフォンです。
位置付け的には同じUQモバイルで販売している「AQUOS sense3」の廉価版になります。
もちろん価格を抑えたいのであらば「AQUOS sense3 basic」になりますが、悩み所にもなるので、「AQUOS sense3」のスペックも合わせて確認してみましょう。
※2022年6月時点で販売終了となっています。
[AQUOS sense3 basicが向いてる人]
- ゲームで遊ぶことが少ない(がっつりゲームをやらない人)人
- おサイフケータイを使わない人
- 通話やLINE、ネットサーフィンなど生活レベルができれば充分な人
- コンパクトで軽いスマホが欲しい
- 端末代はとにかく安く抑えたい人
- もう少し予算を出せる人は「AQUOS sense3」の方が良い
というわけでこの記事では、UQモバイルで購入できる「AQUOS sense3 basic」の基本スペックや特徴についてレビューしています。
この記事さえ読めば
- AQUOS sense3 basic の基本スペック・外観
- AQUOS sense3 basic の特徴
- UQモバイルでの申込み方
という一連の流れが分かる構成になっています。
目次
AQUOS sense3 basicの基本スペックや特徴を確認していこう
AQUOS sense3 basicの基本スペックは以下のとおり。また同時にAQUOS sense3も比較対象として記載しておきます。
項目 | AQUOS sense3 basic | AQUOS sense3 |
ディスプレイ | 5.5インチ(IGZO液晶) | |
解像度 | フルHD(2160×1080) | |
OS | Android 9.0 | |
CPU | Snapdragon 630 | |
RAM | 3GB | 4GB |
ROM | 32GB | 34GB |
microSD | microSDカード最大512GBまで拡張対応 | |
バッテリー | 4000mAh | |
生態認証 | 顔認証 | 顔認証・指紋認証 |
Bluetooth | v5.0 | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | |
おサイフケータイ機能 | × | ○ |
メインカメラ | 1200万画素(広角24mm F2.0) | 1200万画素 F2.0 +1200万画素 F2.4 |
サイズ | 147.0×70.0×8.9mm | |
緊急地震速報・避難速報 | ○ | |
イヤホンジャック | ○ 3.5mm | |
SIMスロット | nanoSIM1/microSD1 |
どのスマホでも大体そうですが、価格が抑えられる場合は、「CPU」「メモリ・ストレージ」「カメラ機能」がメインで削られます。
「AQUOS sense3 basic」と「AQUOS sense3」の場合は、
- ストレージ
- 生態認証
- おサイフケータイ機能
- カメラ機能
が抑えられています。
SoC(CPU)には8つのコア(オクタコア)を持つミドルスペックの「Snapdragon 630」(2.2GHz/4コア+1.8GHz/4コア)」を搭載。
僕の主観になりますが、処理速度のCPUがそのままなので、AQUOS sense3 basicは「ガラケーの代わりにスマホを安く持ちたい」という方にピッタリだと言えますね。
もちろん、LINEやネットサーフィン、動画視聴はもちろん、Twitter・FaceBookなどのSNSも支障はありません。
ただ、RAMの部分がAQUOS sense3 basicは3GBなので、軽めのゲームアプリは問題ないですが、マルチ対戦などゲームをしっかりプレイする人には向きません。
また、複数のタブ(ページ)を開くと動作が遅くなりがちなので注意しましょう。
AQUOS sense3 basic の外観デザイン
AQUOS sense3 basicは、5.5インチ画面を搭載したコンパクトなSIMフリースマホです。
最近は6インチ以上が主流になりつつあるので、こういったコンパクトタイプは一部の需要層に刺さるのではないでしょうか?
また、画面はIGZOディスプレイを搭載しており、液晶ながらも有機ELに負けないぐらい発色が良く高精細となっています。
背面はサラリとしていて、アルミにサンドブラスト加工が施されています。
上部下部のベゼル幅は善し悪しが分かれますが、「しずく型、パンチホール型」みたいな今時仕様ではなく、旧タイプの作りとなっています。
また、「AQUOS sense3 basic」は耐衝撃対応で壊れにくい仕様になっています。
耐衝撃を含めて19項目のMIL規格をクリアしていますが、熱湯や洗剤などは推奨していないので、あくまで濡れた手で触るくらいなら大丈夫という認識でいましょうね。
▲右側面には電源ボタンと音量ボタンが設置されています。
▲ただ、音量ボタンがちょっと上の方なので、左手持ちの自分としては一指し指が届きにくいという。。もうちょっと下だと嬉しかったです(苦笑
▲左側面にはSIMカードを差し込むトレイが設置されています。「AQUOS sense3 basic」は爪で引っかければ取り外せるので、SIMピンなどは不要です。
▲nanoSIM+microSDの構成でDSDVには対応していないので、必然的にmicro SDスロットはデータ保存用のmicroSD専用スロットとして使います。
▲イヤホンジャックは3.5mm仕様。
AQUOS sense3 basicはハイレゾに対応しているので、専用のイヤホンやヘッドホン、スピーカーを別途用意すれば、高音質な音楽を楽しめるのはポイントが高いです。
▲下部にはtype-Cの充電ポートが付いてます。
AQUOS sense3 basic のカメラの性能
「AQUOS sense3 basic」は1200万画素のシングルカメラとなります。
広角や深度(ぼかし)などが主流になってきていますが、この辺りも価格を抑える部分でカットされています。
ただ、AIオート機能が備わっているので何気なく撮影しても綺麗に撮れます。
実際に一通りの設定完了後に近くのお蕎麦屋さんで撮影してみました。
結構、良い感じじゃないですか?
元ファイルは3Mあるのでサイトにアップロードするために圧縮は行いましたが1200万画素のシングルカメラでも綺麗ですよね。
撮影時「AIオート」がオンになっていると自動で光や色味を調整してくれます。
接写も5㎝くらいの距離までOKです。
個人的にはそれなりによく撮れてると思いますが、それでもAR(拡張現実)は非対応なので、カメラ性能を重視する人には推奨しにくい機種となっています。
なのでカメラに拘るのであれば兄貴機種の「AQUOS sense3」を購入しましょう。
UQモバイルでAQUOS sense3 basicを購入する手順
UQモバイルでAQUOS sense3 basicを購入するパターンは以下の2つのどちらかなので、それぞれ確認していきましょう。
- 新規購入(初めてスマホを購入する方)
- キャリアからMNP乗り換え
①新規購入の方(初めてスマホを購入する方)
新規購入の方は本人確認書類とクレジットカードを先に準備しておけば、ネットショッピングと同じ感覚で申込みができるので、難しくありません。
①UQモバイル公式オンラインから申し込む
②端末選択で「AQUOS sense3 basic」を選択する
③プラン、「端末+SIMセット」、利用回線、SIMカードの種類、かけ放題オプションの有無を選ぶ
④新規かMNPかを選ぶ
後は、基本情報を入力し、クレジットカード情報→本人確認書類のアップロードをすれば完了です。
以下は、MNP時の申し込みレビュー記事ですが、端末を選ぶ以外は基本同じなので、気になる方は予習という形で参考にしてください。
②キャリアから乗り換えの方
キャリアからの乗り換えに対してハードルを感じてる方もいるかとは思いますが、実際キャリアからの乗り換え手順はたったの4ステップで完了します。
①キャリアからMNP予約番号を取得する
↓
②UQモバイルへ申し込む
↓
③商品が届いたら回線切替(MNP転入)をする
↓
④回線が切り替わったらSIMカードを端末に挿す
↓
以上!
※③と④はどっちが先でもOKです。
MNP予約番号は各社電話で取得するのが一番簡単です。
MNP予約番号の取得方法 | |
ドコモ | ドコモの携帯から:151 一般電話から:0120-800-000 |
au | 0077-75470 |
ソフトバンク | *5533 |
受付時間:午前9時~午後8時(年中無休) |
また、UQモバイルで端末セットを申し込むと「SIMカード」と「AQUOS sense3 basic」が届いたら「My UQmobile」へログインして回線切替を行います。
回線が切り替わったらご自身でUQモバイルのSIMカードをAQUOS sense3 basicにセットします。
UQモバイルで購入したスマホは「APN」と呼ばれる初期設定も不要なので、SIMカードを挿せば直ぐにAQUOS sense3 basicは使える状態です。
↓ ↓
機種変更の場合は最後に旧端末からのデータ移行で完了ですがAQUOSはSHARP公式でも詳しく解説されているので、合わせてそちらも活用してください。
→ SHARP公式 | Androidスマホからのデータ移行
(別ウィンドウが開きます)
アプリを使ったデータ移行手順のレビューもあるので、こちらも参考にして頂けると幸いです↓
以上で、UQモバイルへの乗り換えは全て完了です!
まとめ:AQUOS sense3 basicはライトユーザーにちょうど良いスマホだね
以上がUQモバイルで「AQUOS sense3 basic」の実機レビューでした。
- AQUOS sense3 basicはUQモバイルでMNPなら一括4,320円(税抜)
- 主にメールや電話、ネットサーフィンなどの軽い用途をメインに設計されているので価格が安い
- 片手操作も楽々な5.5インチ縦長画面のスマートフォン
- 基本のスペックや本体デザインはAQUOS sense3と共通だが、CPU、メモリ、ストレージ、カメラ性能は兄弟機種の「AQUOS sense3」の方が高い
- おサイフケータイ非対応なので、Suicaなどを使っている方は要注意!
- 指紋認証は非搭載、顔認証・パターン・パスコードに対応
- ゲームをメインに考えている方には不向き!
何度も重複になりますが「AQUOS sense3 basic」はスペックを全体的に抑える分、価格もグッと安くすることが可能になっています。
ネット検索、LINE、SNSなど基本的な使い方は特に問題ありませんが、どちらかと言うと
- ガラケーではなくスマホ持ちたい人
- 端末代金が安いスマホを探している人
というライトユーザーに当てはまるSIMフリースマホです。
ただし、あくまでライトユーザー向けのスペック・性能なので、価格が安いからと言って購入するのは注意です。
また、個人的にAQUOS製品に拘らなければ同じUQモバイルで販売している「OPPO Reno3 A」や「Galaxy A41」「OPPO A5 2020」の方がオススメです。