この記事ではUQモバイルからahamoへの乗り換え手順を解説しています。
UQモバイルからahamoの乗り換え手順はとても簡単です。
UQモバイルからの転出手順からahamoへの申込み手順や注意点など実際の画像を交えながら解説しているので、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
目次
UQモバイルからahamoへの乗り換え手順は全部で5つ
UQモバイルからahamoへ乗り換える手順は以下、5つの手順で完了します。
- UQモバイルで使っているスマホをそのまま使う場合
ahamoへ乗り換えるタイミングで機種変更をする場合 - UQモバイルでMNP予約番号を発行する
- ahamoへ申し込む
- ahamoの開通手続きを行う
- ahamoのapn設定を行う
手順①:ahamoで使うスマホの準備について
まずahamoへ乗り換える前に確認しておくことが以下の2点です。
- UQモバイルで使っているスマホをそのまま使う場合
- ahamoへ乗り換えるタイミングで機種変更をする場合
必ずこのどちらかが該当するので、ahamoへ申し込む前に確認しておきましょう。
UQモバイルで使っているスマホをそのまま使う場合
当サイトへの問い合わせでもよく聞かれるのが「いま現在、UQモバイルで使っているスマホがそのままahamoでも使えるのか?」という質問です。
まずiPhoneに関してはとっても簡単です。
UQモバイルではiPhone 6s以上であれば全て利用可能ですが、ahamoでも全キャリア版利用可能です。
また、UQモバイルでキャリア版のiPhoneを使う場合(iPhone 6s〜iPhone12シリーズ)はSIMロック解除してある状態なので、ahamoでも問題なく使えます。
そして、AndroidスマホですがahamoではAQUOSやXperia、Galaxy、Google Pixelなど多くの端末が利用可能となっています。
Androidスマホに関しては種類が多いので、ahamo公式サイトの動作確認端末一覧で確認して頂ければと思います。
https://ahamo.com/support/supported-phones/index.html
ahamoへ乗り換えるタイミングで機種変更をする場合
UQモバイルからahamoへ乗り換えるタイミングで機種変更する方の方法は3パターンです。
- ahamoで端末のセット購入する
- ドコモオンラインショップを利用する
- 中古端末を購入して使う
①ahamoで端末のセット購入をする
ahamoでは現時点(2023年8月)で
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone SE(第3世代)
- Galaxy Z Flip4
- AQUOS wish2 SH-51C
数は少ないですが、希望する端末があればahamoへの申込みと同時に端末購入が可能です。
②ドコモオンラインショップを利用する
ドコモオンラインショップは端末のみの購入が可能なので、ahamoへ乗り換える前に購入しても構いませんし、楽天モバイルから先にahamoへ乗り換えてから購入しても構いません。
また、ahamoへ乗り換えた後も今後発売になるドコモの最新端末も購入が可能ですし、「いつでもカエドキプログラム」だって利用できます。
③中古端末を購入する
ここ数年右肩上がりになっているのが中古スマホ市場です。
型落ちであればハイエンド機種でも数万円安く買えたり、そこまでハイスペックを求めてない方であれば3万円前後でも状態の良いスマホはたくさんあります。
特にiPhoneは人気があるからこそ、在庫も豊富なので出費を抑えたい方や、お子さんに持たせるのであれば十分です。
僕は頻繁にイオシスという中古専門ショップを利用します。
iPhone、Android共に在庫が豊富なので一度覗いてみてくださいね。
また、購入の際にはahamoの動作確認もお忘れなく!
手順②:UQモバイルのMNP予約番号の取得手順
それでは早速、UQモバイルのMNP予約番号の取得手順を確認していきましょう。
MNP予約番号を取得する方法は以下の2つがあります。
- 電話で取得する
- My UQmoible(オンライン)で取得する
これはどちらでも好きな方を選んでOKです。
電話でMNP予約番号を取得する
電話での取得は直接オペレーターと会話ができるので、MNP予約番号以外の内容も質問することが可能です。
- ケータイ・一般電話から
- 0120-929-818
- 受付時間:9:00~21:00
- 本人に限る
本人確認なども必要になってくるので、代理人は不可となります。
「my UQmobile」で取得する
もう一つの方法は、「my UQmobile」(オンライン)から取得する方法です。
24時間取得可能で最短2分もあれば十分なので、予約番号のみ目的の方であればこちらがオススメです。
初見だと「MNP予約番号の取得場所がわからない」という方も多いので、以下の手順で進みましょう。
- [my UQモバイル]へログイン
- [契約確認・変更]をタップ
- [ご契約中の料金プラン]から[詳細を確認・変更]をタップ
- [MNP予約]をタップ
- MNP予約番号発行時の注意事項を確認して次へ
- [MNP予約番号の発行]を選択して次へ
- 4桁の暗証番号を入力して次へ
- MNP転出時にかかる費用を確認して次へ
- アンケートの回答にチェック
- 解約にあたっての重要事項にチェックして[予約番号を発行する]
- 使っているスマホにsms宛に予約番号が届く
予約番号の発行が完了すると同時にSMSでMNP予約番号の情報が届きます。
MNP予約番号の有効期限は15日間と決まっていますが、ahamoへのMNPはトラブルを避けるためにも取得後はそのまま申込みを行いましょう。
より詳しい手順は別記事で解説しています。
https://www.ispr.net/sim/uqmobile-mnpnumber-issue/
手順③:ahamoへ申し込む
UQモバイルでMNP予約番号を取得したらいよいよahamoへ申込みましょう。
ahamoの大まかな申込みの流れは以下のとおりです↓
- MNP予約番号を発行しておく
- ahamo公式サイトへ
- [セット]or[SIMのみ]を選択
- 他社から乗り換え(MNP)を選択
- かけ放題オプション有/無の選択
- ※持込みの場合は対象端末の確認
- ※持込みスマホの対象を確認したら[上記内容を確認しました]にチェック
- dアカウントでログイン
- dアカウントログイン後、2段階認証
- MNP予約番号/有効期限/MNPする電話番号の入力
- 本人確認書類のアップロード(eKYC/アップロード)
- 個人情報の入力
- 4桁のネットワーク暗証番号を決める(開通手続き時に使う)
- 受取日時の選択
- クレジットカード情報の入力
- [新規契約にあたっての注意事項]を確認して同意にチェック
- 注文確定で完了
- 申込み完了後に、申込み内容のメールが届く
ahamoではdアカウントが必要になるので、持っていない方は事前にアカウントを取得しておきましょう。
今回はUQモバイルで使っているiPhoneをそのまま使うので、【SIMのみを購入】を選択しています。
申込み前の準備を説明してくれるので、必要な物は確認しておきましょう。
ahamoの支払い方法はクレジットカードか口座引落の2種類が選べます。
dカードを持っている方はクレジットカード登録の方がポイント的にもお得なので、余程の理由がない限りはクレジットカードを選択しましょう。
また、この時点でもahamoで使える動作確認端末をチェックすることができます。
次にahamoで利用するデータ通信量とかけ放題オプションの選択を行います。
余談ですが、今回UQモバイルからahamoへ乗り換えるキッカケになったのが、データ容量です。
UQモバイルでは最大で25GBまでのプランしかありません。
追加のデータチャージを数回行うと月5000円を超えてしまうので、ahamoの大盛りオプションを選びました。
次はahamoで登録するメールアドレスの選択です。
「メールアドレス(Gmail、ヤフーメール以外)」、「Gmail」、「ヤフーメール」の中から希望するのを選びましょう。
また、メールアドレスを登録するとワンタイムキーが届くので、そちらの数字を入力して先にに進み、dアカウントのパスワード設定を行います。
次はUQモバイルからahamoへ乗り換える電話番号の入力とMNP予約番号の入力を行います。
次は本人確認書類の提出です。
スマホでそのまま写真を撮影してアップロードする「eKYC」か、本人確認書類を撮影して画像をアップロードする2種類を選びます。
eKYCは本人以外でもahamoの荷物を受け取ることが可能なので、不在が多い方はeKYCを選ぶと良いでしょう。
次は契約者の基本的な情報入力、ahamoのSIMカード受取の希望時間帯を入力します。
また、「利用者にあたって」は契約者が本人の場合は「同じ」にチェックを入れます。
次にahamo利用時で使う4桁のネットワーク暗証番号設定を行います。
こちらは結構忘れる方が多いので、メモをしっかり残しておきましょうね。
次は支払い手続きです。
クレジットカードが一般的ですが、口座振替も可能なので希望する方は口座情報の入力を行いましょう。
次は同意・規約事項を確認してチェックを入れます。
最後に申込み内容の確認を行って「注文を確定する」で全て完了です。申し込み完了メールが届きます。
申込み画面自体がシンプルなので、初心者の方でも迷うことなく申込みは完了するかと思いますが、不安な方は実際の画像付きで申込みレビューがあるのでそちらを予習という形で参考にして頂ければ幸いです。
手順④:ahamoへMNP転入を行う
ahamoからSIMカード(端末セット)が届いたらahamoへMNP転入(開通手続き)を行います。
このMNP転入は「ahamoアプリ」もしくは、「マイページ」で行えます。僕はアプリからやってみました。
- SIMカード到着
- アプリを起動
- [受付番号でログイン]
- 13桁の受付番号、購入時に入力した連絡先電話番号、ネットワーク暗証番号を入力してログイン
- 開通手続き[切替手続きへ]をタップ
- [開通する]をタップ
- 開通手続き完了
また、ahamo公式サイトでも開通手順の説明ページは用意されているので迷うことはありません。
https://ahamo.com/flow/how-to-start/index.html
▼初回でahamoアプリを開くとまだ開通していないので、以下画像にある[開通手続きが完了していない方]の[受付番号でログイン]から進みます。
▼先に進むと「受付番号」「購入時の入力した連絡先電話番号」「4桁のネットワーク暗証番号」を使ってログインします。
受付番号はahamoから届くメールに記載されているので、削除せずに保存しておきましょう。
▼後は流れにそって、「切り替え(開通)手続き」⇒「開通する」で進めれば開通手続きは完了します。
▼数秒で即開通となり、同時に開通完了のメールも届きます。
また、開通手続きが完了した時点で、楽天モバイルは自動的に解約となります。
手順⑤:ahamoのAPNを行う
ahamoへ回線が切り替わったら最後に「APN」と呼ばれるネットワーク通信設定を行います。
このAPNですがiPhoneに関してはahamoのSIMカードを挿すだけで自動設定となります。公式サイトでも記載があります。
https://faq.ahamo.com/faq/show/231?category_id=34&site_domain=default
設定手順も簡単で、iPhoneの電源をオフにし側面のSIMスロットを取り出します。(SIMピンがない場合はクリップや画鋲でも代用可能)
そして、ahamoのSIMカードをセットして再びSIMスロットを戻し電源を入れれば完了です。
Android端末に関しては機種によって「自動設定」と「APN一覧から選択」そして「手動設定」の3パターンがあります。
iPhoneと同様に筐体側面にあるSIMスロットを取り出したらSIMカードをセットして、再び端末内に戻します。
もし自動で行われない場合は、APN一覧からを選択しても問題ありません。
- 「設定」を選択。
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「詳細設定」を開く
- 「アクセスポイント名」を選択
- APN一覧から「spmode.ne.jp」を選択する
- 完了
APN一覧に項目が無い場合は手動でAPN情報を作成すれば問題ありません。
手動によるahamo×AndroidのAPN設定は入力箇所が少ないのでとても簡単です。
項目名 | 入力内容 |
---|---|
名前 | 任意の名前(好きな名前でOK) |
APN | spmode.ne.jp |
(※以下画像は参考画像としてAQUOS sense6を使っています↓)
ahamoのAPN情報入力が完了したら内容を保存します。
保存が完了すると新規で項目が出現するので、そちらをタップすればAPNは完了です。
ahamoの手動作成手順はこれで完了です。
端末の持ち込みの方は写真やアプリは全てそのまま使えるよ
よく聞かれる質問ですが、今までUQモバイルで使っていたスマホをそのままahamoで使う方は特に何もする必要はありません。
利用する回線(プラン)がahamoへ変更になっただけなので、端末内に保存されている写真や動画、アプリなどは今までどおり使えます。
僕はサイト運営をしているので人よりも多く他社への乗り換え作業を行っていますが、既存端末のデータに影響があったということは一度もありません。ですが、心配な方はiCloudなどを使ったバックアップを利用しましょう。
ahamoへ乗り換えるタイミングで機種変更する方はデータ移行をしよう
楽天モバイルからahamoへ乗り換えるタイミングで機種変更をする場合には必然的にデータ移行を行うことになります。
iPhoneのデータ移行はお馴染みの「クイックスタート」を使えば一発です。
一度でもやったことがある方は説明不要ですが、初めての方はレビューがあるのでそちらを参考にして頂けると幸いです。
ただし、LINEアプリのデータ移行は個別に旧端末側でデータ移行の手続きを済ます必要があります。
基本的にはLINEのアカウント設定を済ませて、トークのバックアップを行ってから「アカウント引き継ぎ」をONにすれば完了です。
LINEアプリのデータ移行手順は公式サイトで分かりやすく解説されているので、そちらを参考にしてください。
⇒ LINEアプリ移行手順解説(公式)
別ウィンドが開きます。
Android端末のデータ移行は「Googleアカウント」を使った手順が基本ですが、最近はケーブルを使ったデータ移行も主流となってきました。
最近ではデータ移行のアプリなどもあるので、数年前よりとても簡単仕様になっています。
注意点として挙げるのであれば、端末内のデータは新機種側で「アプリとデータのコピー」で全て移行します。
補足ですが、「ドコモデータコピー」はahamo対象外となっているので注意しましょう。
AndroidもLINEアプリは別途引き継ぎ作業が必要となります。
- LINEアプリのアカウントとパスワードをしっかり確認しておく
- [ホーム]>[設定]>[トーク]>[トーク履歴のバックアップ⋅復元]をタップ
- [Google ドライブにバックアップする]をタップ
- [設定]>[アカウント引き継ぎ]をオンにする
- 準備完了
- LINEアプリを起動でログインをタップ
- 自身の電話番号とパスワードを入力
- SMSを受信>OKをタップ
- 「おかえりなさい○○」という表示されるので「はい、私のアカウントです」をタップ
- トークを復元するので「はい、トーク履歴を復元します」をタップ
- 「トーク履歴を復元」画面で「Googleアカウントを選択」をタップ
- 完了
これが一連の流れになります。
ahamoのAPNが完了したのにネットに繋がらない時の対処法
これはahamoに限らず、APNが完了したのにネットに繋がらない主な対処法は以下の4つです。
- 数秒~数十秒待ってみる
- モバイルデータ通信がオフになっていないか確認する
- APNを手動設定した方はスペルミスの可能性も
- SIMカードに問題がある場合はサポートセンターへ問い合わせてみよう
対処法①:APNが完了したら一度再起動してあげよう
一番最初だけ初めてAPNを行うと電波をキャッチするまでに数秒かかることがあります。長い時は数十秒とかも結構あります。
この場合は、一度スマホを再起動するか機内モードをオン→オフするとスムーズにキャッチしてくれます。
因みに僕はいつも初期設定が完了した後は再起動をしちゃいます。
対処法②:モバイルデータ通信がオフになっていないか確かめよう
結構、多い原因の1つですが【モバイルデータ】がオフになっていると、強制的にインターネット通信が遮断されます。
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ>「モバイルデータ」
自分ではタップした覚えがないけど、たまーに何かしらの原因でオフになっていることがあるので、「あれーー?」と思ったらモバイルデータ通信の部分を確認してみてくださいね。
対処法③:APNを手動で行った方はスペルミスの可能性もある
ahamoのAPNを手動で行った場合によくあるミスですが、手動APNはスペルを1文字でも間違うと正常に動きません。
ahamoの手動入力は「APNにspmode.ne.jp」を入力するだけなので、間違うことはあまりありませんが、『あれ?』と感じたら一度確認してみましょう。
対処法④:SIMカードに原因がある場合はサポートセンターへ!
そもそも、ahamoのAPN設定自体はとっても簡単な手順なのでうっかりミスがない限りスムーズに完了します。
ですが、ごくごく稀にSIMカード自体に問題がある場合があります。
この場合は自分でどーすることもできないので、ahamo公式サイトのチャット機能を使ってへ問い合わせてください。
まとめ
以上がUQモバイルからahamoへの乗り換え手順となります。
UQモバイルをお使いの方は既にUQモバイルを申し込んでいるので、ahamoへの申込みも何の抵抗もないかと思います。
実際ahamoの申込み自体はとっても簡単なので、ネットショッピングができる方であれば問題ないレベルです。