この記事では、「Xiaomi 11T」を格安SIMで使う手順について詳しくレビューしています。
また、この記事で紹介している「Xiaomi 11T」は国内版のSIMフリーモデルです。特に対応バンドが多く網羅しており、国内の基本4社のバンドも全てカバーしているので格安SIMとの相性もとても良いです。
前半で格安SIM+Xiaomi 11Tの使い方を、後半で基本的な特徴・スペック・対応バンド・外観についてご紹介しています。
詳しく書いているのでどうしても長文になりますが、Xiaomi 11Tを購入する初心者の方でも理解できるように1~10まで丁寧にレビューしています!
なので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
それでは、いってみましょう。
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目次
Xiaomi 11Tを格安SIMで使う手順について
Xiaomi 11Tを格安SIMやキャリアサブへ乗り換える手順はとっても簡単で、以下5つの手順で完了します。
- Xiaomi 11Tを先に入手する(もしくはセット申込をする)
- 現在利用中の携帯会社からMNP予約番号を取得する
- MVNO・キャリアサブへ申し込む
- SIMカードが届いたら回線切替を行う
- APN(初期設定)を行う
それでは1つずつ解説していきます。
手順①:Xiaomi 11Tを購入する、もしくはセット申込をする
「Xiaomi 11T」を格安SIMで使うには以下の2パターンがあります。
- 国内版の「Xiaomi 11T」を自分で用意する
- 「Xiaomi 11T」を取り扱っている会社でセット申込をする
購入パターン①:自分でXiaomi 11Tを購入する
今回の「Xiaomi 11T」は公式サイトやAmazon、家電量販店などで購入することが可能です。
⇒ Amazon
「Xiaomi 11T」が手元に届いてから乗り換える作業へと進みましょう。
購入パターン②:Xiaomi 11Tを取り扱っているMVNOでセット購入する
「Xiaomi 11T」のように機種によっては取り扱う会社もあります。
この場合は「SIM+端末」のセット申込みができるので、手間は1度で済んでしまうのがメリットですね♪
また、端末セット申込みの場合はキャンペーン対象になっていることが多いので、実質価格が大幅に下がるケースがほとんどです。
今回は、「IIJmio」が取扱店となっています。
MVNO | 詳細 |
IIJmio | MNPの申し込みで一括 4,980円 |
手順②:MNP予約番号を取得する
「Xiaomi 11T」の準備ができたら次は「MNP予約番号」の取得へと進みます。
他社で使っている電話番号をそのままMNP先で使うには、現在利用中の携帯会社で「MNP予約番号」を発行してもらいます。
各社のMNP予約番号は以下のとおり。
docomo | ドコモスマホから「151」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My docomo」からの取得も可能 |
---|---|
au | auスマホ・一般電話から「0077-75470」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My au」からの発行も可能 |
SoftBank | SoftBankスマホから「*5533」へ電話をかける。一般電話からは「0800-100-5533」 |
楽天モバイル | 「my楽天モバイル」にアクセス>画面右上の三本線メニューから「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」 |
UQモバイル | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
Y!mobile | 「my Y!mobile」にアクセス>MNP予約関連手続きをタップする」→「注意事項確認」→「4桁の暗証番号入力」→「本人確認をする」→「MNP予約番号の発行」→アンケートに答える→「予約番号発行の転出時期を選択」→予約番号取得 |
LINEモバイル | 「LINEモバイルのマイページ」にログイン>「解約・MNP転出」を選択>「MNP予約番号発行を申し込む」を選択>アンケートに答えて「実行する」で完了 |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、MNP乗り換えをするにはこの有効期限が○○日以上必要になり、必要日数は乗り換え先で異なります。
※docomoからahamoやauからpovo、ソフトバンクからY!mobile・LINEMOへの乗り換えはMNP予約番号の取得は不要といったように、利用元から乗り換え先によってはMNP予約番号が不要なケースもあります。
また、有効期限内であっても途中申込み内容のミスなどがあると必要以上に日数がかかってしまうことがあります。
それでも有効期限日数はカウントされてしまうので、場合によっては必要残日数が足りなくなるというトラブルも多々あります。
なので、トラブルを避けるためにMNP予約番号を取得したらそのまま申し込み済ませてしまいましょう!
手順③:格安SIMを申し込む
MNP予約番号を入手したら、希望するMVNO・キャリアサブブランドへ申し込みを行います。
各MVNOの申込み手順はそれぞれレビューがありますので、そちらを参考にしてください!
◆別記事に異動します。
・Y!mobileの申し込み手順
・UQモバイルの申し込み手順
・IIJmioの申し込み手順
・マイネオの申し込み手順
・楽天モバイルの申し込み手順
・ahamoの申し込み手順
・povoの申し込み手順
・LINEMOの申し込み手順
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手順④:格安SIMが届いたら各MVNOの手順に沿って、回線切替を行う
キャリアからのMNP乗り換えの方は、SIMカードが届いたらキャリアから申込んだMVNOへ電話番号を移行する「回線切替」を行います。
この手順で行えば「Xiaomi 11T」で乗り換え先の通信事業社でも同じ電話番号が使えるようになります。
回線切替手順は「電話から」「マイページから」の2パターン
因みに回線切替の手順のほとんどは、以下の
- 回線手続き専用の電話番号にかける
- Myページから回線切替を行う
どちらかになります。
▼電話をかけてMNP切替(例:ワイモバイル・IIJmioなど)
▼マイページからMNP切替(例:UQモバイル、ahamo)
MNP切替の作業自体は5分程度。回線が切り替わるのは即時~30分程度で完了します。
そして、回線が切り替わったと同時に利用していたキャリアは自動的に解約となります!
手順⑤:回線切替が完了したらSIMカードをXiaomi 11Tに挿し、APN設定を行う
APNはXiaomi 11Tで契約した格安SIMの電波をキャッチできるようにするネットワーク通信設定です。
まずはXiaomi 11TにSIMカードをセットしよう
上記の回線切替が完了したら、Xiaomi 11Tで契約した格安SIM会社のSIMカードをセットしていきます。
端末側面にある小さな穴に付属のSIMピンを挿し込めが「SIMスロット」がピョコンっと飛び出します。
SIMスロットの取り出し方の詳しい説明は別記事にて解説していますので、不安な方は合わせて参考にしてくださいね。
Xiaomi 11TにSIMカードがセットできたら各会社のAPN設定をしようね
Xiaomi 11TにSIMカードにSIMカードをセットしたら最後に各格安SIM会社に基づいたAPN設定を行っていきます。
また、このAPN設定ですが最近はSIMカードを挿すだけでAPNが完了しちゃう通信事業社もあります。
この他、僕が現在使っているキャリア通信で試した結果、以下全て使えました。
各社 | 利用状況 |
楽天モバイル | 通話:○、データ通信(LTE)○ |
ワイモバイル | |
UQモバイル | |
ahamo | |
povo | |
LINEMO | |
BIGLOBEモバイル(Dプラン) | |
IIJmio(Dプラン) | |
マイネオ(Dプラン) |
「IIJmio」や「OCCNモバイル」に関しては公式サイトでセット販売しているので、当たり前ですが問題ありません。
MVNO | 詳細 |
IIJmio | MNPの申し込みで一括 27,800円、分割1,578円(24回) |
OCNモバイル(goo Simseller) | MNP+対象のオプション加入での最安価格が26,909円円(税込) |
Xiaomi 11Tの基本をサラっと確認しておこう
・SoC: MediaTek Dimensity 1200 Ultra
・OS: MIUI12.5(Android 11ベース)
・ディスプレイ: 6.67インチ 有機EL
・解像度:2,400×1,080(FHD+)
・高さ:164.1mm、横幅:76.9mm、厚さ:8.8mm
・リフレッシュレート120Hzに対応
・RAM: 8GB
・ROM: 128GB
・マイクロSDカード非対応なので拡張不可
・1億800万画素(広角)+800万画素(超広角)+500万画素(テレマクロ)
・インカメラ 1600万画素
・5,000mAhバッテリー、67W急速充電に対応
・ワイヤレス充電非対応
・Bluetooth5.2
・デュアルスロット(Nano SIM×2)
・指紋センサ
・eSIM非対応
・重さ 203g
・おサイフケータイ非対応
・イヤホンジャック:非対応
・カラー:セレスティアルブルー、ムーンライトホワイト、メテオライトグレー
・価格:54,800円
「Xiaomi 11T」のOSは独自UIの「MIUI 12.5」を搭載。ネーミング自体の馴染みはまだ浅いですがAndroid11がベースとなっています。
SoCはMediaTek製5Gチップセット「Dimensity1200-Ultra」を採用。メモリは8GB、ストレージは128GBとなっています。
初心者の方にSoC「Dimensity1200-Ultra」と言われても「何のこっちゃ?」となりますが、性能面ではハイエンドクラスの「Snapdragon 855」と同程度のスコア(約58万点前後)となっています。
僕も実際にクソ重いとされる原神をプレイしてみましたが、特に違和感は感じませんでした。
ですが、僕はゲーマーではないので「Xiaomi 11T」をガチゲームプレイとして検討している方は専用界隈でのリサーチをお願い致します。
私生活レベル(ネットサーフィン、動画視聴、SNS等、ゲームアプリ一般)では全く支障ないので安心してください。
1つ注意点として、microSDカード非対応なので写真や動画を多く保存する方はオンラインストレージの利用が必須となることを頭に入れておきましょう。
また、イヤホンジャック非対応、おサイフケータイ非対応など非対応になっている部分があるので、購入の際には注意してくださいね。
Xiaomi 11Tの対応バンドについて
Xiaomi 11Tの対応バンドは以下のとおり↓
https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-11t/specs
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
さらにキャリア別に区分けすると以下のようになり、これらがしっかりと対応していれば原則その通信回線にあったキャリア・格安SIMが使えます。
- ドコモ:バンド 1/3/19が必須、5G:n77、n78
- au:バンド 1//3/18/26が必須、5G:n77、n78
- ソフトバンク・ワイモバイル:バンド 1/3/8が必須、5G:n3、n28、n77、n78
- 楽天モバイル:バンド 3(楽天モバイル)/18/26(au網)が必須、5G:n77
5Gに関しては現時点では使える地域と使えない地域の差が大きいのでLTE(4G)バンドだけ注目すれば特に問題ありません。
そして、僕が現在使っているキャリア通信で試した結果、以下全て使えました。
各社 | 利用状況 |
楽天モバイル | 通話:○、データ通信(LTE)○ |
ワイモバイル | |
UQモバイル | |
ahamo | |
povo | |
LINEMO | |
BIGLOBEモバイル(Dプラン) | |
IIJmio(Dプラン) | |
マイネオ(Dプラン) |
Xiaomi 11Tの外観
背面は光沢があり、高級感がありますがツルツル仕様なので個人的には必ずカバーを付けますね。
▼右側面にはボリュームボタン、電源ボタンが設置されています。
▼左側面には何もありません。
▼上部にはスピーカーとマイクが設置されています。
▼下部にはSIMトレイ(nanoSIM×2)、USB-Cポート、スピーカーが設置されています。
5000mAhバッテリーに67W急速充電も対応
「Xiaomi 11T」のバッテリー容量は5000mAhと大容量仕様となっており、
また、67Wの急速充電を搭載しています。同封されている67W専用充電機を使えば「バッテリー0から100」まで約36分で完了します。(使用年数によって異なる)
急速充電に慣れてしまっていると急速非対応だと、体感レベルでストレスを感じてしまうので僕にとっては重宝します。
Xiaomi 11Tのカメラ性能について
Xiaomi 11T 国内版の背面カメラは広角のメインカメラ(1億800万画素)、ワイド画角の超広角カメラ(800万画素)、接写用のテレマクロカメラ(500万画素)の3眼構成です。
- メインカメラ(1億800万画素)
- 超広角カメラ(800万画素)
- テレマクロカメラ(500万画素)
インカメラの画素数・構成はメインカメラ(1,600万画素)のみの1眼構成です。
では作例を見ながら確認して行きます。
・1億800万画素 広角カメラ
さすが1億800万画素細部まできめ細やか写真になっています。
多少トリミングをしても高画素と維持出来てしまいます。
ですが、写真としてはやや色乗りが悪くのっぺりとした印象も持ちました。撮影日の天候が曇りであった影響も考えられますので、参考までにしてください。
・800万画素 広角カメラ
スターバックスにて、照明があるとは言え窓から遠く光量の少ないシチュエーションです。
とても綺麗に撮れており、多少の暗所でも問題なく撮影出来ました。しかし、1億800万画素同様に少し色乗りが悪い印象を持ちました。
・ポートレートモード
最近のスマートフォでは標準搭載されているポートレートです。
ポケ方も自然にボケており、非常に優秀なモードだと感じました。スマートフォンでは撮った後からでも、ボケ具合を調整出来るので覚えてくと便利です。
・夜景モード
Xiaomi11Tの夜景モードは光量の非常に少ないシチュエーションでも鮮明な写真を撮ることが可能でした。
スマートフォンのカメラモードなので多少の画像ノイズが発生すると思っていました、全くノイズは気になりませんでした。
一点だけ、夜景モードで撮影時は数秒のカメラ固定が必要になりますのでご注意ください。
・500万画素テレマクロカメラ
このレンズは驚きました。
スマートフォンのマクロ機能はおまけ程度ものが多く見受けられます。
しかし、Xiaomi11Tのマクロレンズは、一眼レフカメラの高級マクロレンズと比べても負けないくらいの性能だと感じました。
このレンズがあればSNSなどでワンランク上の写真を投稿出来ると思います。
・まとめ
Xiaomi11Tのカメラ機能は1億800万画素と言う非常にインパクトのあるレンズを搭載しています。
確かにきめ細やかな鮮明な写真を撮ることが可能です。
ですが、私が使用して印象に残ったのは、光量の少ない場面でもしっかり写真が撮れることです。
最近のスマートフォンはどれも高画素な機能を搭載しています。さらに光量の少ないシチュエーションでも写真が綺麗に残せるのは凄い強みだと思います。
また、マクロレンズのクオリティーの高さには驚かされました。このレンズがあれば工夫次第で他人とひと味違う写真をSNSに投稿出来るでしょう。
まとめ
以上が、「Xiaomi 11T 」で使える格安SIMなどの通信事業社や基本スペックのレビューでした。
「Xiaomi 11T」はハイエンドモデルに近い性能を「MediaTek Dimensity 1200 Ultra」を搭載し、6.67インチの有機ELディプレイに加えて、5000mAhバッテリーと大容量となっているので、生活レベルには十分です。
ただ、その一方でイヤホンジャック非搭載、eSIM非搭載、おサイフケータイ機能非対応という注意点もあるので、購入前には認知しておきましょう。
光沢ある背面ボディなど僕が実際に触った感じだとチープさも見られませんし、かなり気に入っています。
また、対応バンドが優秀なので規格上では国内で扱っているMVNO(格安SIM)やキャリアの新ブランドという選択肢が広いのも特徴の1つです。
「Xiaomi 11T」発表時点では、MVNOでIIJmio、goo Simseller(OCN モバイル ONE)、BIGLOBEモバイル(11T Proのみの扱い)の3社の取扱いとなっており、同時に端末割引キャンペーンも併用しています。
MVNO | 詳細 |
IIJmio | MNPの申し込みで一括 27,800円、分割1,578円(24回) |
OCNモバイル(goo Simseller) | 32,000円(税込) |
ユーザー数の多い楽天モバイル、Y!mobile、UQモバイルでの取扱いは発表されていないので、これらの会社で利用する場合は別途購入して、「SIMのみ+MNP」で申し込む形になります。